高崎市にて屋根のコケ・外壁のひび割れ調査に行ってきました。
この記事を書いた人
営業部 菅原
営業部/2019年入社/高崎市箕郷町出身 お客様が喜ぶ笑顔の為に、どんなことでも全力でご対応いたします。 休日には妻と2人の娘とドライブに行くことが趣味。
先日、高崎市箕郷町にお住まいのお客様から「屋根のコケと外壁のひび割れがあるから見てほしい」とのお問い合わせをいただき、現場調査にお伺いしました。
今回は現場調査の様子と適切なメンテナンス方法について紹介していきます!
■屋根のコケ調査
今回のお家では、モニエル瓦が使用されていました!
早速調査をしていきますと、屋根の色あせと棟瓦にコケの付着が確認できました。
コケが発生している状態は、屋根の防水効果が低下しているサインです。
屋根は塗装が施されていることで防水性を発揮しています。
しかし、紫外線や雨風の影響で塗膜が劣化することでお水を含みやすい環境を作り、日中だけで水分を蒸発させることが出来ずにコケが発生してしまいます。
コケをそのまま放置してしまうと、本来塗装工事で済むメンテナンスも葺き替えやカバー工事しかできなくなってしまうため、工事費が大きくなる場合があります。
モニエル瓦は厚みがあり、とてもよい屋根材のため長く使い続けるためには決して放置せず、早めの塗装メンテナンスをしましょう。
■雨樋内部の調査
このまま屋根から少し目線を変えていくと、雨樋内部に雑草が生えている状態とゆがみの確認ができました。
写真の手前側の雑草は、雨樋に雑草が生えることは決して珍しくありません。
お家の立地環境によって、季節関係なく雨樋に落ち葉や砂ホコリが蓄積してしまいます。
この蓄積された砂ホコリを放置してしまうと、雨が降って乾燥を繰り返すうちに雑草が生えてきてしまうのです。
雑草が生えると、雨樋を詰まらせる原因にも繋がってしまいますので内部の洗浄を行いましょう。
また、赤丸で囲った部分が雨樋のゆがみです。これはおそらく数年前の大雪が原因でしょう。
屋根に積もった雪が溶けて地上に滑り落ちる前に雨樋が雪をせき止めてしまい、その重みで変形してしまったと考えられます。
こう言った場合は「雪害」の扱いになりますので、お客様の加入されている火災保険を使うと実費負担0円で補修できるかもしれません。
「保険を使うと、毎月の保険支払い金額が上がるんじゃ…」と保険の使用を懸念される方も多いですが、
自動車保険のように月々の保険料料があがる!という事はありませんのでご安心ください。
ミヤケンYouTubeでも、火災保険について詳しくご紹介していますので、是非参考までにご覧ください!
■外壁の調査
今回のお家ではモルタル外壁を使用していました。
早速調査をしていきますと、縦に細いひび割れが確認できました。
ひび割れには危険の度合いがあり、今回は比較的危険度の低い【ヘアークラック】と呼ばれる症状でした。
このヘアークラックは0.2mm~0.4mm程の細いもので、塗装工事をすることで補修することができます。
このまま別の外壁面の調査を行っていきました。
指先で外壁をこすってみるとチョーキング現象が確認できました。
このチョーキング現象は、紫外線の影響により外壁の塗膜が劣化している状態です。
外壁塗装の初期段階のメンテナンス目安です。
そのため、チョーキングが出たらすぐに塗装を!というわけではありませんが、早期段階で塗装をすることで劣化の進行を抑えることができます。
他にも付帯部の軒裏天井などお家全体の調査を行い、今回の現場調査が終了しました。
後日、屋根塗装と外壁塗装、火災保険を使った雨樋交換その他付帯部塗装のご提案をさせていただくことになりました。
今回のお客様のように、「状態も見てほしい」「工事をしないかも…でも見てもらいたい」という方は是非ミヤケンまでご相談ください。
もしかしたら、お客様が気になっている部分以外にも、お家の不具合が見つかるかもしれません…!
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