壁の下地ってどうなっているの?
2018.10.01 その他
この記事を書いた人
こんにちは!
皆さんは、室内の壁がどのようにできていくか、わかりますか?
頭では、なんとなく理解していても実際に見たことがある人は少ないのではないでしょうか?
今回は、ある体育館の壁が出来ていく様子をお伝えしていきます!
体育館の壁だと、皆様が現在お住まいになっている一般の住宅とはまた別なのでは?と思う方もいるかもしれませんが、下地を作っていき、断熱材を入れ、壁材を張っていくという流れは重なる部分もあります!
全く一緒ではないですし、材料なども違いますが、今回は大きく範囲の広い体育館の壁をベースに見ていきましょう!
まず、壁を作っていくにあたって、下地が必要になっていきます!
今回は、軽量鉄骨を使用して下地を組み立てていきます!
体育館の場合は、この軽量鉄骨を使用しての施工になりますが、一般住宅の場合はまた変わってきます!
木材を使用する場合もあれば、鉄骨を軸に組み立てていく場合もありますね!
ただし、とりあえずどこにでも軽量鉄骨を使用すれば良いというものではありません!
しっかりと、長さや幅を計算し、どこにビスで固定していくのかを、事前にはかる作業が必要になっていきます。
ここで寸法が間違ってしまうと、仕上りだけでなく、耐震性という面でも、弱くなってしまうので、とても重要になってきます!
寸法がわかったら、下地材の軽量鉄骨をその寸法に加工していきます!
しっかりと工程をしないと、まがってしまったり、切り口が汚くなり、使用できないという事がありますので、熟練された技術が必要になっていきますね!
しっかりと工程をしないと、まがってしまったり、切り口が汚くなり、使用できないという事がありますので、熟練された技術が必要になっていきますね!
また、固くて加工が難しい軽量鉄骨を切断できるくらいの力がありますから、相当危険なものになります。
もちろん、なかなかあるような機械ではないですが、もしあったとしても、気軽な気持ちでいじってはいけませんね!
加工したものをしっかりと固定していき、大元となる下地の完成になります!
この下地が、しっかりと固定されているかどうかで、耐震性、美観性が変わっていきますので、とても重要ですね!
この下地が、しっかりと固定されているかどうかで、耐震性、美観性が変わっていきますので、とても重要ですね!
固定するのにビスで可能な事もあれば、専用の金具が必要な場合もあります!
今回は体育館ですが、住宅の場合でもこの下地の構造や接続部分で耐震性が大きく変わってきますので、すごく大切な工程ですね!
軽量鉄骨での下地が出来ましたら、その隙間に、グラスウールと呼ばれる断熱材を入れていきます。
このグラスウールを入れることで、室内の温度と外気との温度を調整していきます!
この断熱材を入れないと、室内が寒くなってしまいすぎてしまったり熱くなりすぎてしまったりを防ぐことができますので、すごく大切なものと言えます!
そしたらその上から、シナ合板の壁材を張り付けていく形になります!
この流れが、壁が出来るまでの大まかな流れです!
住宅によっては、他の工程や部材が必要な場合がありますので、一概には言えませんので、ご了承ください!
今回は、壁の下地がどの様になっているのかを写真でお伝えしてきましたが、また別の機会に完成した壁の様子もお伝えしていきます!
このように、下地がどのようになっているか、施工の順序などを理解すれば、もしかしたらお住まいのリフォームをご検討される際に少し役に立つかもしれません!
リフォームに関するご相談がありましたら、ぜひ当社へご連絡下さいね!