高崎市井野町でセメント瓦の調査に伺いました
2019.04.26 その他
この記事を書いた人
営業部 福田
営業部/浦和店店長/2013年入社/前橋市出身 日商簿記2級など経理の資格を多数保有しているため数字に厳しく正確なお見積りを最適プランでご提案しています。好きなことはツーリングと子育て。
最近では桜も散りゆく気候になりましたが、先日の雪にはビックリしましたね
暖かい日が続いていただけにあの寒さにはなかなか対応できずでした(汗
今回は高崎市は井野町のセメント瓦の屋根調査に伺ってきましたのでご紹介したいと思います。
それでは早速、屋根の状況をみていきましょう
こちらがセメント瓦です
築年数も25年を超えてきており、表面の劣化は見ていただければよくわかる状態かと思います。
特にこのセメント瓦は耐久性も高く、雨漏りもあまり聞かないほどの屋根材なので
修繕のご検討が先延ばしになってしまうことも多い屋根材です。
そして今回、屋根の修繕をご検討されるにあたって何点か気になられることは下記の3つでした。
・現状の色褪せ具合について
・棟瓦の異変
・北面の状況
1つ目の「現状の色あせ具合」についてはご覧のように痛みが目に見える状態です。
このような状態になってくると通常通りの塗装だけでは長持ちしないケースもあります。
このセメント瓦は表面が劣化して素地が出てきてしまうと非常に水分を吸収するようになってきてしまうためです。
それにより、通常の塗装回数では塗装の膜がしっかりと形成されないことにより、
塗料の耐久年数以下で色あせが顕著に表れてしまうことがあるのです。
屋根材の吸い込み具合も計算しながら
下塗り材で吸い込みどめをきっちり行っておくと適正な塗装の膜を作り出すことができます。
ここまで配慮しなくては長持ちしないのです!
次に棟瓦についてです。
こちらをご覧ください
瓦がずれているのがわかるかと思います。
下地の状況は実際に上がって見ないと具体的にはわかりませんが
この写真からでも判断できることとして
棟瓦がしっかりと固定されていない、もしくは下地に異常が出ていることがわかります。
この屋根材の棟瓦の補修については既存の棟瓦は一度、
全て瓦を取り外しを行ってから下地の調整などを行なって既存の棟瓦を戻す形で修繕となります(その後に塗装が必要です)。
このように棟部分が歪みやずれなどを起こした状態で放置しておくと雨漏りにつながるケースが多いです!
屋根の修繕は塗装だけでなく、下地の状況や雨漏りさせないような対策をしっかりと取ってから
塗装工事をして行くべきと言えます。
そして3つ目が北面の状況です。
こちらの建物はなかなか北側が見えない状態で屋根もどうなっているのかわかりませんでした。
そこで高所用のカメラを使用して撮影を行います。
こちらが北面の様子です
普段は右側の竹やぶで見えない北側もこれでばっちり見えます。
劣化状況は南面をさほど変わりませんが屋根材の割れやずれ、
破損状況もなかったので良かったです。
この写真をみて、お客様がほっとされていました!
表面のコケの発生もあまり見られず、
洗浄と塗装工事で十分保護が可能と言えるでしょう!
このように屋根全体の点検も非常に重要です!
雨漏りしてからでは遅いですから定期的な点検をお勧めいたします!
ここまでご覧くださりありがとうございます
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