前橋市Ｓ様邸、外壁塗装工事後の３年点検に伺いました

営業部/2005年入社/前橋市出身塗装職人から優しい人柄を生かす営業部へ。細かな部分の劣化も見逃しません。特技は雨漏りを直すこと。無類の甘党。

　今日は前橋市岩神町へＳ様の３年点検を行いました。

　外壁はＡＬＣという断熱性がとても優れている

　ものです。

　
表面の塗装で防水性を保っているので

　塗装が劣化してしまうと、お水を吸い込んでしまう性質が

　あります。

　
　合わせ目の目地が経年劣化で悪くなるのと

　塗装表面の防水性の低下によって傷んでしまいます。

　３年前の外壁塗装工事では全目地のコーキング処理

　を行い、ヒビ割れや、コーキングの収縮に強い、

　防水形の塗料でお手入れを行いましたので

　ばっちりでした。

　

　軒もシミやずれなどなく良好でした。

　破風板は銅板のため、塗装はせず、清掃のみです。

　雨樋は、大雪で被害を受けたため、新品に交換を

　行っており、良好でした。

　屋根は大丈夫かしらとご心配していたので

　目視で確認しました。

　瓦のズレはありませんでしたが、漆喰が

　古くなっているようです。
　

　漆喰は雨や風、雪や経年劣化により徐々に傷んでいきます。

　漆喰が取れてしまうと、南蛮土が徐々に無くなってしまいます。

　その後瓦の土台が弱くなって瓦がずれたり、

　雨漏りの原因になってしまいます。

　部分的にコーキングが使われていたりします。

　中に銅線で固定されていますが、瓦がずれると

　ゆるんだり、銅線が切れたり・・・

　屋根は常に過酷な環境ですので、

　定期的なチェックが必要です。

　雪止めも物によっては破損するケースがあります。

　雪の重みはすごいんです！

　雨樋の破損を防ぐためにも、

　新しいものに交換が必要です。

　見えないところの確認が大事ですね。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　星野