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前橋市にて破風板の現場調査に伺いました。

この記事を書いた人
営業部原田
営業部 原田

営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。

前橋市にて破風板の現場調査にお伺いしました。
お施主様は、外壁も気になられておりましたが、
一番は破風板の状態が気になられているということでした。

こちらのお宅は、一度塗装された経験もございますが、
現場調査に伺いますと、破風板の塗膜が剥がれており
大きな劣化が見受けられました。

ここでまず、破風板とはいったいどこの事なのだろう
というかたもいらっしゃると思います。
破風板は、屋根の下の部分の板のをさします。
素材は木材が使われておりますが、
最近の住宅では、木材の上に鉄板が巻かれているのが
多くなっております。

破風板の役割としては、
一番の役割は雨風を防ぐ役割を果たしております。
屋根の構造は上からの雨や風の影響には
強い役割を果たしておりますが、横からや下からの
風には弱い造りとなっております。

その為、漢字のごとく、風を破る為の板
としての役割を果たしているのです。

そのほか、軒樋を支えるための
基盤としての役割を果たしております。


先程、今回のお客様の住宅で、破風板が
大きく劣化しているとお伝えしましたが、
破風板でも劣化している箇所は一部になります。
それは、どこかといいますと、
雨樋が付いていない矢切の部分です。

今回のお家は屋根の構造が切妻屋根に
なっております。
その為、三角部分には雨樋が付いておりません。
その雨樋が付いていない部分が
最も風雨に曝されてしまう為、
劣化が激しく出ているのです。


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風雨に曝されている破風板の部分が
大きく劣化し塗膜が剥がれてしまっております。
塗膜が剥がれ木の素地が見えている為、
そこから雨水を吸収していきます。

また、木材は呼吸をしている為、
より塗膜が剥がれやすい状態を
生んでいるのです。

このような状態になりますと、
木が雨水を吸い込みやすくなってしまう為、
長期的にメンテナンスを行わないと
木の腐食が見られてきます。

木の腐食が見受けられますと
破風板だけではなく、
軒裏天井にも影響が出てきてしまうのです。
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軒裏天井を固定している為の
下地の桟は、破風板に固定されている為、
破風板が腐食してしまいますと、
桟が落ちてきてしまうのです。

お家の一部が劣化が進行してきますと
他の部位にも影響がでて、
悪循環になってしまいます。


このような状態になりますと、
もう塗装では、長持ちしなくなってしまいます。
塗装を行ったとしてもその場はきれいになりますが、
2、3年でまた塗膜が剥がれてしまい、
おなじような状態に必ずなってしまいます。

その為、破風板の矢切部分はガルバリウム鋼板という
鉄板を巻いていく事をお勧めします。
ガルバリム鋼板は軽量の鉄板で、
今までの鉄板とは違い
表面にアルミと亜鉛を化合したものを
加工している為さびにくい素材となっております。

現在は、屋根のカバー工法や外壁にも多く使用されており、
建物の様々な部分で活躍している鋼板です。
耐久年数も20年以上あり、
非常にコストパフォーマンスの高い建築資材と
なっております。
もし、破風板が大きく劣化してしまって
お困りの方がいらっしゃいましたら
是非ご相談ください。
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