前橋市にてサイディングの外壁塗装のお見積りに伺いました
2019.04.06 その他
この記事を書いた人
営業部 大谷
営業部/2018年入社/みなかみ町出身 お客様のためならどんなことでも力になりたい、熱心な勉強家。趣味はミヤケンで働くこと。実は大学時代のミスターに選ばれた経歴を持つ。
先日、外壁の塗装のお見積りでお伺いしたお家の建物診断の様子をご紹介します。
さっそく、外壁の確認の様子から見ていきます。
外壁表面が肌荒れの様にがさがさになっているのが見てわかりますね。
細かなヒビや塗膜が薄くなったことによるムラもあります。
指でこすってみると、塗膜が劣化し粉っぽくなっているチョーキング現象が確認できました。
表面を覆っているはずの塗膜が劣化しているため水弾きも悪くなり、汚れやコケが発生し易い状態であることがわかります。
これらの要因は紫外線による劣化です。
そのためどのおうちにもいずれ起こる劣化なので過度に心配する必要はありません。
次に
サイディングの外壁では防水性を高めるうえで非常に大切なコーキングを確認します。
やはり南側は紫外線の影響が大きく劣化が激しいですね。
コーキング部が完全になくなってしまっている箇所も見受けられました。
コーキングの下にある防水シートが露出しています。
ここで少しサイディングボードの説明をさせていただきます。
サイディングボードはセメント質の原料と繊維質の原料を圧縮して形成されています。
原料からお察しの通り、サイディングボードはとてもお水を吸い込みやすいのです。
その為、塗装をすることによって膜をはり、防水性を高めているのです。
しかし、塗装が施されているのは普段目に見えている表面だけです。
コーキングがなくなってしまうと塗装のしていない側面部分からお水を吸い込んでしまいます。
今のこの状況はお水を含みやすい状態です。
このまま放置すると、、
外に置いてある木材が反り返ってしまう様に外壁材自体が反ってしまいます。
反りが大きくなれば生じた隙間から雨が侵入してしまいますし、最悪の場合、反りを直せずに外壁材を交換しなければならない状態になります。
もちろん、塗装やコーキングのメンテナンスに対して交換の方がご負担が大きいですから事前に細かなメンテナンスを行うことをお勧めいたします。
最後に、
お家の真ん中をぐるっと回っている幕板(ないお家もあります)の上も確認します。
実はこの部分にもコーキングが打たれている場合があります。(必要のないものもあります。)
写真をよく見てみると、
コーキングが残っている部分と劣化し大きな隙間が出来ている部分がありますね。
ここまでの隙間があると雨水が内部に入ってしまっています。
普段見えないところ、知らないところでこのように劣化が起きていることも多いです。
幕板の塗膜がぺりぺりと剥げてしまっている場合は幕板の上のコーキングが劣化していることが考えられます。
現場調査の際は普段お客様では確認しにくいところもしっかりと調査させていただきますのでご安心ください。
お見積りは無料ですので塗装検討中の方はお問合せください。
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