伊勢崎市田部井町で大雪による雨樋の劣化を調査しました。
2018.05.26 その他
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今回は、伊勢崎市田部井町で雨樋の劣化の調査を行いました。群馬県では数年前に災害とも言えるほどの大雪がありましたよね。2014年の2月と2016年の1月です。2014年の方はよく覚えている方も多いのではないでしょうか。前橋、伊勢崎や太田などで30〜40cmくらい積もりましたから。逆に2016年の方はあまり記憶にない方もいるかと思います。雪の量は2014年の方が多かったですが、湿った重い雪だったので、少ない量でも被害が出ました。そんな雪ですが、交通網の麻痺だけでなく、雨樋を壊したり、カーポートを壊したりと多くの被害があるわけですが、今回は雨樋です。
雨樋の被害というのは、写真のように歪んでしまう事が主です。たまに割れたりする破損もあります。割れていれば分かりやすいですが、雨樋の歪みというのは分かりにくいものです。
このように真横から見れば一目瞭然ですが、下から見上げてもなかなか分かりません。しかし、雨樋が曲がっていれば、雨が降っている日になれば、溢れてくるかもしれませんから、発見できます。
この写真では、プールになっていますね。これは雨樋の歪みとは直接の関係は少ないですが、雨樋における集水桝の詰まりです。群馬県では砂埃を含む風が多いため、こんな事の起こります。
このように草が生えてしまう事もあります。このような詰まりは高圧洗浄などで解消できますが、歪みは直せません。この場合は雨樋の交換になります。当初の予算と大幅にずれてしまうこともありますので、ご注意ください。