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高崎市にてコロニアル屋根の現場調査にお伺いしました。

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営業部原田
営業部 原田

営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。

高崎市にて、コロニアル屋根の現場調査にお伺いしました。
今回のお問い合わせでは、外壁はそこまで気にはなっていないが、
屋根の状態が良くないので、調査をしてほしいということでした。


まず、皆様の中で、コロニアル屋根とは何だろうか?
どんな状態がまずい状態なのだろうか?という方が
いらっしゃると思いますので、
まず、コロニアル屋根について少しご説明させていただきます。


コロニアル屋根のコロニアルとは、
商品の名前になります。
一般的に、よく認知されている名前ですが、
商品名ということですね。

本来は、薄型のスレート瓦というもので、
セメントを主成分とした軽量の屋根材になります。
別名で有名なものは、カラーベストともありますが、
こちらも商品のシリーズ名になります。

昔はスレート瓦を製造する際には、
セメントの中にアスベストを混ぜることにより
屋根材自体の強度を高めておりました。
しかし、アスベストが環境問題となり、
アスベストの使用が禁止されたため、
現在は使用されておりません。

今現在では、強度はしっかりしておりますが、
2000年代の物では、ノンアスベストにしたことにより
強度が弱いものなどがあり、塗装が不向きなものも存在します。


続いて、コロニアルの劣化症状についてお話しします。
コロニアル屋根は、セメントの屋根材の表面を
工場で塗装されたものが屋根に葺かれています。
塗料というものは、紫外線に弱いため紫外線の影響を強く受けますと
表面の塗膜が劣化し色褪せを起こします。



屋根材

表面の塗膜が劣化しますと、下地のセメントの主成分が
露出してきて、灰色の屋根に変色してきます。
もちろん、セメント自体は水分を弾く力はありませんので、
雨が降りますと、雨水をどんどん吸収していきます。
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その為、屋根材の中でも日当たりの良い南面は屋根が灰色になってしまっているお家が
多く建っています。その為、ほかの面と比較しますと、
南面は劣化の進行、特に塗膜の劣化は進んでいきます。

ただ、皆様がお気にされる多くのケースは
北面にある傾向だと感じます。
それは、写真の通りに北面はコケが生えているからです。

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北面のようなコケが生えている状態ですと
色の違いがよく分かり、劣化の進行が大きく進んでいるように
感じます。皆様写真を見ていただく前は、
コケだとは思っていない方が多くいらっしゃいますが、
黄色や黒に変色している部分は
コケやカビになります。

なぜ北面がコケが生えてしまうかといいますと、
南面に比べると日当たりが悪くコケが生えやすい
環境になっているのです。
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特に大屋根よりも北面の下屋根のほうがより
日当たりが悪く、風も通りにくいため、
コケが生えてしまうのです。

ただ、実際に塗膜の劣化度合いを考えていきますと、
南面のほうが劣化が進行しているのです。
ただ凍害などの影響が出やすいのは北面かもしれません。

そういった中で、どのような対策を取ればよいかと
いいますとここで塗装工事の出番になります。

塗装工事を行っていて、水弾きを良くしていけば、
屋根材が雨水を吸収しなくなりますので、
コケが発生しなくなるのです。

是非参考にしてみてください。
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