鉄骨造・鉄骨構造物(鉄骨階段)で起こりやすい劣化とメンテナンス方法！

たびたびミヤケン宮下です。

前回コンクリート造のお話をした続きで、今回は鉄骨造・鉄骨構造物で起こりやすい症状を

ご紹介します。鉄骨造・鉄骨構造物についての特徴を・・・

まずは長所

・長い間口が確保出来る（ロングスパン）工場や倉庫には最適な構造。
・高層建築が可能
・建築の際工期短縮がはかれるなどです。

続いて短所

・耐火性にやや劣る（550℃前後で急激に強度低下）＊鉄の融点は1500℃

・地盤の補強が場合によっては必要などです。

こちらの写真は鉄骨構造の非常階段です。

10年前に塗装をされてとの事ですが錆の発生が見られます。というより他の症状はほどんど見られませんでした。

非常階段という事もあり普段は使う事がない階段ですが、それでもこれだけ錆びてしまいます。

これが日常的に使われている階段であればもっと傷み（剥がれによる錆の発生）が進んでいるのでは無いかと思います。

塗装する場合も工程や塗料も他の構造とは別物になります。そこを理解したうえで長持ちする方法を考える。

そこが重要な部分ですね！！