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鉄筋コンクリート造(RC造)で起こりやすい劣化とメンテナンス方法!

この記事を書いた人
営業部宮下
管理部 宮下

管理部/2010年入社/前橋市出身 営業部を経て管理部へ。二級施工管理技士の資格を生かし工事着工中のお客様のご自宅へお伺いし品質向上のため中間検査・完了検査を行っています。書道初段の腕前。

お世話になります。ミヤケン宮下です。

ミヤケンでは戸建て住宅の塗装も数多く手掛けておりますが、大型物件

マンション・ホテル・学校・工場などの物件も数多く施工させていただいております。

今回はコンクリート造の建物で発生している症状についてご紹介します。

コンクリート造も2種類ありRC造とSRC造とよばれるものがあります。

強化されたコンクリートの意味があります。(鉄筋、鉄筋+鉄骨)

マンションやホテルなどで用いられる構造です。

症状例として


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まずはひび割れ(クラック)。ひびの深さや、幅、位置なども様々です。

住宅ではモルタル造のお家でよく見かける症状ですね。特性上避けられない部分もありますが

建物によっては誘発目地と呼ばれるひびをその部分に集中させる構造体もあります。

雨漏りや外壁材の欠落が心配ですね!

続いて


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鉄筋の爆裂現象。ひび割れから浸水した水分が鉄筋を錆びさせます。錆びた鉄筋は体積が膨張し、周辺を覆っているコンクリートを押し上げようとします。その時に押し上げられたコンクリートが欠落し鉄筋が剥き出しになる現象です。この症状はコンクリート造の建物には致命傷になりかねません。古い建物や高速道路など結構この症状が起こっており都内に行くと首都高では数多くの補修作業がされております。私も某美術館の改修工事でこれを防止する為の工事に携わらせていただきました。続いて③
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エフロレッセンス。(通称白華・エフロとか鼻垂れといいます)天井部分や外壁のタイル面などが白い液体が流れた様な後を見た事ある方もいるかもしれません。このエフロレッセンス。コンクリートやモルタルの水酸化カルシウムが水に溶けて目地やひび割れからにじみ出て空気中の炭酸ガスと反応したものです。こちらの原因もひび割れからの浸水が大きな原因です。症状を発見すると同時になぜそうなるのか、どうすれば防ぐ事が出来るか。建築は奥が深いです。もっともっと学びが必要ですね!
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