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スタッコ外壁の劣化のサインと塗装メンテナンスのポイントとは?

この記事を書いた人
営業部福田
営業部 福田

営業部/浦和店店長/2013年入社/前橋市出身 日商簿記2級など経理の資格を多数保有しているため数字に厳しく正確なお見積りを最適プランでご提案しています。好きなことはツーリングと子育て。

こんにちは!

ミヤケン住宅課の福田です!!

今回はスタッコ(モルタル壁)について、その経年劣化のサインの見極め方と
塗装でメンテナンスする際のポイントをお話ししていきます。


施工なども少し写真で見ていきながら進めていきたいと思います



まずモルタル壁の中でも特徴的なのがスタッコ仕上げといわれる仕上げ方です

モルタルだけでは撥水性・防水性を保つことはできませんのでモルタルの上に塗装していく
その仕上げ方の一つがスタッコなんです

この仕上げを施したお家の見極めポイントですが
基本的に皆様もご存知のひび割れですね

ただこのひび割れも入り方、入っている箇所によっては大丈夫な場合とそうでない場合があります
特にサッシ周りについてはあまり心配いらない構造になっていることもおおいですがお家の中段を横に走るような
ひび割れや大きく開いているものは注意が必要です


そしてまずこれがスタッコですね

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このように表面に多くの凹凸を吹き付けて仕上げています


割れにくいですしデザイン性も高いので多くのお家が施工されています
このスタッコですが塗装のポイントは色褪せとひび割れで問題ありません!!

ただし施工方法を間違えると大変なことになります



基本的な施工の流れは

洗浄→下塗り→上塗り→上塗り

となりますが
こういった場合を多く見かけます


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ひび割れ・・・・・はもちろんですが

良く見るとコーキング材(シーリング)でひび割れを補修しているケースです

これは絶対にやらないでください!!!!!!

防水するためにコーキング材を・・・という方もおりますが使用していいコーキング材と
壁に使用してはいけないコーキング材があります

大きく分けて3つ

シリコンコーキング・・・・・・・・・×
変成シリコンコーキング・・・・・〇
ウレタンコーキング・・・・・・・・・〇

かならず壁に使用する場合は上記の物を使用して×であるシリコンコーキングは使用しないでください

油分の塊ですので水だけでなく塗装もはじいてしまいます!!!

そして私たちプロの工事ではモルタル壁・スタッコの補修にコーキング材を使用することはあまりありません

工事の流れがコチラ

まずひび割れ部分を削ります
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きれいに削っていきます!!!



そしてお次が
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へこんでしまいますのでモルタルである程度盛り付けしていきます(ここが大事)


そしてそして

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吹き付けでスタッコの仕上げにしていきます

吹き付けも下手だと模様が変になりますよ~!!!

そして
ビフォーアフターがこちら
before
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ひび割れしている状態から
horizontal
after
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補修後へ!!!

雨漏りの心配もなし!!!

(コーキングで処理するとまたすぐに割れが出ます)
後は塗装の手順を守りだけ

まずは
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しっかりと外壁の洗浄を行い、汚れを落としていきます

そのあとは養生や研磨などを行い塗装工程へ
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スタッコの最重要ポイントがここです







スタッコは平らな外壁ではありません

図面やお家の実面積で塗装するとかならず下塗り材・上塗り材が不足します!!!(手抜き工事のもと)



たとえるならば折紙をくしゃくしゃに丸めて広げると凹凸が生まれますが元のサイズよりピーンとしない限り一回り、小さいと思います

スタッコの壁はそれと同じです!!

実際にこの凹凸分も平らにすれば面積が広がりますので塗料が足りない事態になったり、塗料をたらせる(納品された量で足りない量だとしてもとりあえずきれいに仕上げるだけ仕上げる)など



素人では判断できない部分ですのでかならず落ち度がないように施工してもらいましょう!!



ですから下塗り材はたっぷりとケチらず塗りましょう!!!

それこそが下地作りの大切さです(もちろん厚く塗ればOKではないですが)





お肌と同じで上に何を塗るかよりもお肌(下地)が大切です





ぜひ参考にしてみてください!!



ここまでご覧いただきましてありがとうございます



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