へーベルハウス施工 築25年ALC外壁査の結果。
2018.03.12 その他
この記事を書いた人
管理部 宮下
管理部/2010年入社/前橋市出身 営業部を経て管理部へ。二級施工管理技士の資格を生かし工事着工中のお客様のご自宅へお伺いし品質向上のため中間検査・完了検査を行っています。書道初段の腕前。
お世話になります。先日塗り替え勉強会にご参加いただきましたお客様のお家にお邪魔してきました。
勉強会の時にある程度のお話しが聞けましたので、現地に行ってからの調査もスムーズでした。
ALCの外壁目地のひび割れや、飛込の業者さんに指摘された外壁の色褪せなどにご不安を抱いていた様でした。
まずはALCの外壁材の劣化でよくみられる目地上塗料のひび割れ及び目地コーキングのひび割れ。
塗装されて塗料が剥落してコーキングが露出してしまってます。
ここまで割れてしまう原因は地震の揺れが大きな原因と考えられます。
続いてALC外壁材の割れと割れによる目違い。こちらは窓周辺に集中してました。
このままにしておくと、雨が降った時に雨水が入り、さらに被害が出てきてしまいます。
また、欠落してしまうと補修に費用が掛かってしまいますので、早めの修繕が必要ですね。
最後に浴室ALC外壁材の凍害による表層の剥がれと、外壁材の欠落。
こちら表面塗装が剥がれてしまい、なおかつALC外壁材も欠落してして、
ALC外壁材の素地部分が剥き出しになってしまっておりました。
写真を見ても分かるようにALCは気泡構造となっております。スポンジの様な細かな穴がプツプツと
開いておりますので水分をどんどん吸収してしまいます。
スポンジに水をかける様なイメージですね。
水を吸い込んだ外壁材は内部で凍結・溶融を繰り返し外壁材自体が膨張と収縮を繰り返し、
爆裂現象の原因となり、さらに外壁材を痛めてしまいます。
比較的丈夫であると言われているALC外壁材でも経年変化で知らぬ間に劣化してしまいます。
放っておくのは要注意!費用を抑える簡単な補修も出来ます!ぜひご相談下さい!