サイディング外壁の塗装工事をご紹介!
2018.11.02 その他
今回はサイディングボードの施工方法についてお伝えさせていただきます。
まず、サイディングボードというものはセメントを圧縮した板です。
そして、パネルのつなぎ目に、コーキング、パッキンなどが入っている外壁材です。
サイディングボードは、とてもデザインが沢山あり、低コストなので、
今、新築のお家の約7割がサイディングボードと言われています。
このサイディングボードは、塗り替え工事の際に注意しなければならないポイントがありますので、
お伝えさせていただきます。
まず、1番重要なところはコーキングがと言われる部分です。
先ほどもご説明させていただいた通り、パネルとパネルの間に入っているものです。
このコーキングが、サイディングボードの肝となってきます。
まず、大きく分けて2つのコーキングの役割をご紹介します。
まず、一つ目が水をお家に入れないということです。
パネルの間から水が入らないようにする役目があります。
二つ目が地震などのお家にかかる力の軽減です。
地震などで大きな力が加わるので、クッションの役割を果たし、力を軽減させることが、できます。
ただ、コーキングが柔らかく弾力性があればです…
色々なお家に現場調査にお伺いさせていただくと
コーキングの硬化が起こっています。
約築10年越えてくるお家は硬化が始まっています。
コーキングの硬化が始まると先程お話しした役割が果たせなくなり、お家に水が浸入したり、地震などで外壁がひび割れたりします。
サイディングボードのお家の方は是非お家の周りを一周確認してみてください。
もしかすると、コーキングの硬化が確認できるかもしれません。
ここから本題に入ります。
サイディングボードの施工方法です。
まず、始めにすること足場組です。
そして、次に高圧洗浄です。
高圧洗浄とは、サイディングボードに付着しているコケやカビ、砂埃などを落とす作業です。
この作業を怠ると塗料との密着性が悪くなり塗装を行なった後塗料の剥離が起こる可能性があります。
そして次の作業が下塗りです。
下塗りとは、簡単にご説明すると、
サイディングボードと外壁材を密着させる為の接着剤のような役割をしています。
次の作業は上塗1回目です。
今回採用した塗料は遮熱効果があり、汚れに強い塗料を採用しました。
ただ、遮熱や、汚れに強いなどの効果は塗料の膜の厚さによって効果が変わります。
メーカーさん指定の量を守らないと、塗膜の耐久性、効果が100%発揮されません。
なので、しっかりと塗り残しや、かすれが無いように塗っていきます。
そして、仕上げの上塗2回目です。
この作業でも、塗り残しやかすれなどが無いかの確認が必要です。
塗料によっては塗りムラの出やすい塗料がありますので、塗装を行う際は細心の注意が必要です。
この作業が終わると塗装工事は終了です。
お家のお塗り替えのご検討の方は是非お問い合わせください。