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高崎市でモニエル瓦屋根の塗装お見積りの調査へ伺いました!

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営業部森下
営業部 森下

営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。

皆様こんにちは!

本日は、高崎市和田多中町にてモニエル瓦屋根の塗装お見積もりのための現場調査に伺いました。
それに関連しまして、
今日は是非とも知って頂きたいモニエル瓦の施工についてです。


モニエル瓦って何??なんて方も多いのではないのでしょうか^_^;

別名セメント瓦と呼ばれる方もいらっしゃいます。。まあ間違いではないですね!

薄型のコロニアルやカラーベストと呼ばれるスレート瓦と違い、厚さが約2.5cmと非常に厚い!

その厚さのおかげで非常に重量感のある見栄えとなり一時期一世を風靡した瓦であります。


しかしこのモニエル瓦は新築時に工務店様よりのご案内が無かったのかな。。塗装を行わずともよいと思われている方も少なくありません。

俗称セメント瓦と呼ばれるだけに、この瓦の殆どがセメント主成分で出来ております。

故に、新築時より15年前後経過したモニエル瓦は表面の防水性低下が見え始めてしまい

だんだんと素材に水分が浸み込んでいってしまいます。


ですが今日は!!このモニエル瓦の素材説明や塗装の必要性ではなく!!!

【施工を行う時に注意をする事!】をお伝えさせていただきます!!

それは何故か!! それは本日調査に伺ったお宅様で『やはりモニエル瓦は怖い』という状況を目の当たりにしたからです。


このモニエル瓦・・主成分がセメントという事で素材の表面には特殊な防水層が形成されております。

そしてその防水層(スラリー層なんて言います)がまたペンキ塗りとの相性がすこぶる悪い事で有名でもあります。


モニエル瓦のスラリー層は塗装前の高圧洗浄によって完全に除去をしなくてはなりません!

他の瓦と同様に洗浄を行えば、強固なスラリー層の密着を剥がすことが出来ないのです。

スラリー層が残っている状態で施工を進めていくと数年後には必ず↓の様な状況となってしまいます。



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塗装した後の塗膜が剥がれてしまっている状況が分かりますね!


しかもなんと本日はこの屋根の隣の同じ素材のお家も調査しましたが、そちらの家は以前の塗膜がしっかりとしている状態だったのです。↓↓


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瓦がズレ落ちてしまってはいますが表面塗膜の状況の違いが分かりますでしょうか?

以前に行った塗装の時期は殆ど一緒!(約8年前)

しかしまだまだきれいな塗膜と一方ではベロベロと剥がれてしまっている塗膜。

これが塗装前の高圧洗浄をどの様に行ったかの違いででてしまう結果なのです。


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遠目ではきれいに見えている屋根も・・よく見ると全体的に↑の様に剥けてしまっています。

仮に!!!高圧洗浄を完璧に行えたとしても・・・下塗りを2回・3回と塗布していかないと、やはり↑の写真のような状況になってしまいますね。。。
モニエル瓦はとにかく塗料の吸込みも激しいんです!!




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キチンとした施工を行えば↑

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ちょっとでも気を抜いてしまうと↑

モニエル瓦は通常の塗装とは異なります!

入念な下地処理が本当に命なんです!!


本日は驚く事に数年前に同時に塗った屋根がお隣で・・素材も一緒で!!

しかも別の塗装屋さんでの施工という事で劣化の状況は非常に分かりやすい調査を行ってまいりました。

モニエル瓦を施工の際は皆さま十分にご注意をお願いいたします。



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