高崎市にて築14年のお家の外壁・屋根の塗装工事のお見積りに行きました。
2018.12.18 その他
この記事を書いた人
営業部 澤井
営業部/2014年入社/高崎市出身 お客様にミヤケンでやってよかったと思えるよう、屋根の上も細かく確認しお家が長持ちする最適なプランをご提案しています。ペットはウーパールーパーの「はせがわさん」と「まつざきさん」。
先日高崎市で建物調査を行いましたので、ご紹介いたします。
今回のお家は、築14年ほど経過したお家で、外壁の剥離や屋根のコケの状態をみて、そろそろやらなければと思われていたそうです。
ですが、どこの業者さんにお願いしたら良いのかわからないので、お知り合いの方のお家を施工していた弊社にお問い合わせを頂いたそうです。
気になられてるところも含めしっかり確認させていただきました。
まずは外壁です。
外壁は3・10板という外壁材にリシンが吹き付けてあるタイプの外壁材になります。
症状として現状では触ると手に色がつく「チョーキング現象」が確認できました。
14紫外線などの影響で表面塗膜の劣化によってチョーキング現象は起こります。
この症状が出てくると塗装時期と一般的には言われています。
また、外壁や窓回りにはサイディングボードという外壁同様に、コーキングによる施工が行われています。
このコーキングによって雨水の室内への浸入を防いだり、外壁のひび割れを軽減などができますが、
年数が経つとコーキング自体のひび割れや硬化によって弾力がなくなり、
コーキング本来の性能を発揮できなくなってしまいます。
今回のような吹き付け仕上げの場合は新築時にコーキングの上に塗装されているため、
一般的なサイディングボードの外壁に比べコーキングは傷みにくくなりますが、
ひび割れや剥離が起こっているケースもよくあります。
また、その他に劣化の症状としてコーキングの上のみが黒っぽくなる症状があります。
「ブリード」と呼ばれるこの症状はコーキングの持っている油分が外壁に染み出していることをいいます。
コーキングのブリードもまた、コーキングの劣化のひとつですのでメンテナンスを検討する必要があります。
また、今回のような吹き付けの塗装の場合よくお悩みになられるのが、この写真のような雨垂れです。
特に劣化が進行することで外壁の撥水性(水を弾く力)が低下し外壁自体が湿気やすくなります。
そこに排気ガスなどが付着し雨垂れとなって残ります。
粒が吹き付けてあることで雨水も汚れも付着しやすくなります。
そのため塗り替えの際は「低汚染塗料」を使用することで雨垂れなども付着しにくくなり、
きれいな状態が長持ちします。
汚れを気にされている方は、低汚染塗料がオススメです。
屋根もしっかり確認しました。
屋根はセメント系の瓦が使用されており、お客様の仰っていた通りコケが発生していました。
コケの発生の原因も屋根材の撥水性の低下が主な原因です。
屋根材もしっかり塗装を行い、メンテナンスすることをお勧めしました。
なかなかみられない部分や分かりにくいことの多いリフォーム工事ですので、
少しでも今のお住いに悩みがあればげ連絡ください。
お待ちしております。