高崎市下豊岡町で屋根の塗装工事を行いました
2018.09.24 その他
この記事を書いた人
営業部 福田
営業部/浦和店店長/2013年入社/前橋市出身 日商簿記2級など経理の資格を多数保有しているため数字に厳しく正確なお見積りを最適プランでご提案しています。好きなことはツーリングと子育て。
高崎市下豊岡町で高崎の助成金を使用して屋根の塗装工事を行いました
高崎市では事前申請をされている方は最大20万円の補助金を受けることができる
助成事業を高崎市では行っています
今回はその助成金を使用しながらの工事となりました
工事内容を点検時に撮影しました写真を見ながらご紹介します
M様邸の足場
屋根の塗装であっても
ご近隣様への飛散防止
職人への安全対策
作業性の向上のため
足場を組立いたしました
屋根の洗浄工事は必須項目です
屋根材の汚れや長年の砂埃、カビ、コケなども洗い流します
この作業を怠ると塗装は長持ちしません
かならず行いましょう!!
洗浄後がこちら
汚れていた屋根はきれいになりました
コロニアル(スレート屋根)などは塗装前に洗浄を行い
そしてタスペーサーといわれる縁切り部材をかならず取り付けます
特に傾斜の緩いコロニアルほど取り付けが必須となります
このタスペーサーを取り付けることで
雨漏り防止、塗膜の剥離を防止します!!!
そしてこれだけ屋根材の素地が出ていますので塗装回数にも注目です
下塗りはこちら
本来、よく聞く話は屋根材は3回塗りなんてことを耳にしますが
それは屋根材の吸い込みがない状態で塗装した場合のことであり
現状のように屋根材が吸い込んでしまう場合には塗料不足、塗膜不良で塗装が長持ちしません
ですから
今回のように屋根がまっしろになるほど素地が露出している場合には
最低でも下塗りを3回行いましょう
写真は1~2回目です
ほとんど屋根材が吸収して吸い込まれるため見た目も大きく変わらず
素地が露出してしまっている状態です
(下塗り材は希釈してはいけません、かならず原液で施工)
下塗り材を塗り重ねていくと
屋根材の吸い込みも止まってくるため
あめ色のように表面に膜ができ始めます
この状態が大切です
下塗り材を施工しても、下地が表面に露出していれば
上塗り材は密着しません
なのであめ色になってきたら表面に下塗り材の膜が形成されますので
その膜に上塗り材を塗布することで下塗り材と上塗り材が化学反応を起こして
一体化していきます
これが本来の長持ちする塗装のやり方です
たしかにカタログには3回塗りの仕様と書いてありますが
それはあくまで吸い込みのない
いわばガラスの上に塗り重ねた時のことを指しています
お化粧でもお肌の状況によって量を変化させることと同じように
お家の屋根材でも量の調節は必要なのです
しっかりと現状に合わせて塗り重ねていきましょう!!!!
そしてこれから上塗りに入ります!!
上塗り材は
フッソやシリコンなど様々な塗料がでています
屋根は特に暑くなりますので
人気なのが遮熱塗料です
今回は施工中のお話しなので
またどこかの機会で遮熱塗装について書いていきたいと思います
屋根の上塗りは
下地の吸い込みもありませんのできれいに色が乗ります
上塗り2回目の様子です
あきらかに一度塗装しているところよりも色が鮮明になっていますね!!
今回の工程は
下塗り3回
上塗り2回
計5回塗りにて仕上げました
このように屋根材の寿命は施工方法で変わります
すこしだけ
金属屋根もありましたので書いておきます
まず
金属屋根は前回の塗装がはがせるところはしっかりと剥離します
元々はグレーのお色でしたがきれいに剥がし終わりました
(剥離した塗膜を掃いて掃除中)
そして錆が出てこないように錆止めを塗布します
錆止めは厚く塗装すると割れますので薄めに塗るくらいがちょうどよいです
きれいに白い錆止めが入りました
この状態になれば
後は上塗り材をかけていくだけです
一度目で塗り残しがないようにします
特に金属屋根は太陽からの熱でよく変形(動く)します
なので厚付けは禁物です
特に瓦棒屋根などは桟のところに塗料がたまっていると剥離の原因となります
刷毛などでしっかりと余分な塗装はならしておきましょう
1回目の上塗りが完了して乾燥したら
2回目の上塗りを施工して完了です
下塗り1回
上塗り2回
計3回塗りで仕上がりました
屋根のことはなかなかみえないところだからこそ重要です
ぜひ一度、屋根の塗装について考えてみてください!!
大切なことは
価格と品質のバランスです!!