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先日屋根塗装見積もりを行ったお家の外壁の様子です。

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営業部森下
営業部 森下

営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。

今日は先日屋根塗装の見積もりに伺ったお家の外壁の様子をご紹介いたします。


築20年!!

約10年前に他社様でクリアー塗装を施行されました。

現在の様子はこちらとなります↓↓↓
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ずいぶんと外壁に色あせが起きている状況です。

このように色褪せが起きないために外壁のクリアー塗装(保護塗装)を行います。


しかし、今回拝見したお家はお施主様も相当気にされておりました様に・・・

確かに相当な色あせが発生しておりました。

諸々と調査をいたしましたが、ここまで早く色褪せが進行してしまう原因は

当時使用した塗料よりも、おそらく施工方法に問題があるのではと感じました。


レンガ調の外壁に透明なクリア塗装をしたようですが

凸凹部分の凹部分(目地部分)には塗装が塗られていたり、

塗られていなかったりしている様子が見受けられたからです。
(凹部分にはしっかりと塗料がいきわたらなかったのでしょう)


また、同時に行ったコーキングの劣化も著しいかったです。

これには本当にびっくりしました。

何故かと言うと・・

新築時に施行してあったコーキングの上から新たにコーキングを打つ増し打ち工法で施行がなされていたからです。


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通常の場合、劣化している新築時のコーキングはすべて撤去しなくてはなりません。

ただ、この状況は撤去せずにその上から施行している様子でした。


コーキングの耐久年数は、使用されている材料にもよりますが

『どれだけの厚みを持って施行してあるか』という事も大切なことになります。

傷んでいる上にコーキングを塗ってしまう増し打ち工法は

しっかりとした厚みが取れず数年で劣化をしてしまいます。

怖いです。



お家のメンテナンスというのは、ただ色褪せが出てきたから・・・

ちょっとコーキングが切れていそうだから・・・

だけでなくしっかりと現在の状況把握した後に施工をする事が今後のメンテナンスを行うにあたって大切な事となります。

次はどのように施工しなくてはならないのかを知る良い機会にもなります。


すべて業者さん任せにせず、主役は業者さんではなくお施主様です。

皆さんもたくさんの知識をつけて良いメンテナンスをしていきましょう!!
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