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前橋市富田町にて建物診断を行いました。②

この記事を書いた人
営業部星野
営業部 星野

営業部/2005年入社/前橋市出身 塗装職人から優しい人柄を生かす営業部へ。細かな部分の劣化も見逃しません。特技は雨漏りを直すこと。無類の甘党。

 ①の続きで建物診断のつづきになります。

 築20年たった戸建ての住宅です。
IMG_11081

続いて雨樋の状況です。
元は黒色ですが紫外線により表面が劣化し色が
抜けてしまっています。
現在多くのお家に使用されている樋は塩ビ製で
横の雨樋は芯に強度を出すため鉄板が入っています。
塗装時はサンドペーパー等でしっかり表面研磨を
おこなったのち塗装します。
当社では色あせに強く耐久性が高いフッソ樹脂塗料
を使っています.なぜかと言うと、雨樋は屋根の外側や
お家の角の位置に設置されていることがほとんど
ですので雨風雪などの自然環境、太陽の紫外線に
当たる時間が長く、劣化も早いからです。
特に南面と西面にある樋は色褪せが早いです。
外壁より先に色あせが起らないようバランスを考慮
して決めます。
IMG_11131
こちらは外壁の電気幹線の金具の様子です。
現在ついているのは鉄製で錆が発生しています。
研磨を行い錆止め処置をして塗装することは可能ですが、
ほとんどが錆の発生が多く、強度も低下しているため
塗装工事の際に新しいものに交換をお勧めします。
新しく付けるものは鉄製では無く、ステンレス製の
ものを使います。
ステンレス製の物であれば錆は発生しませんので
外壁の塗装面も錆汚れはつかず、きれいな状態を
保てます。
IMG_1116
こちらはベランダの様子になります。
ベランダの内側の壁はほとんど直射日光が当たらない
位置のため、色あせや表面劣化は少ないです。
ですが日陰になることが多いため湿気が溜まりやすく
コケ汚れがつきやすいです。
外壁材によっては凍害の影響を受けやすい事も・・・
ベランダ床面は、塩ビ系のシート防水という
防水の構造です。
写真のお家は直接紫外線が当たらないようクッション
の敷物を敷いてあるため、紫外線による表面劣化を
有効に防げています。
IMG_1121
こちらはベランダの角の写真になります。
鳥の住処になっていたらしく、大量のワラが
戸袋の隅に詰まっています。
塗装工事の際は足場組立作業後に、お水洗い
(高圧洗浄)の作業をおこないますが、この状態
のまま高圧洗浄を行うと雨樋や排水が詰まる恐れ
がありますので、洗浄作業前にできるだけ
取り除いてから洗浄作業を行います。
塗装前に清掃した後水洗いを行います。
IMG_1075
外壁は色あせこそしていますが素材はしっかりしています。サッシ部の雨だれの汚れもありますが、塗装でお手入れを
行えばしっかり長持ちします。
塗料の製品は日進月歩で開発が進み最新の塗料では
この様な雨だれ汚れに強い塗料も製品化されています。
3,4年前では非常に高価な塗料でしたが、
需要の拡大とともに価格も安定してきています。
きれいが長持ちしてくれるのが一番良いですね。
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こちらは雨戸の様子です。
やはり紫外線により色あせがおこっています。
外壁の塗装は基本刷毛やローラーで行いますが
雨戸は凹凸がおおいので専用のスプレーガンにて
塗装を行います。スプレーガンで行うことにより
きめが細かくきれいに仕上がります。


 
IMG_1134
勝手口の庇です。
庇は鉄板の材質ですが工場で焼き付け塗装され製品化
されたものですが、紫外線により表面の塗装に寿命が
来ています。
再度塗装で保護することにより、長持ちします。
こちらもフッソ塗料にてお手入れします。
IMG_1136
こちらは勝手口上の板金です。
コーキングが劣化してしまい、ビス頭が出ています。
再度コーキングを打ちその後塗装することで長持ちします。

 お家はそれぞれのメーカーで構造や素材が多種多様です。

 塗装工事を行う際はポイントを押さえた下地処理と素材、状況にあった塗料の選択が重要です。

 ご相談おまちしております。

                    ミヤケン 星野
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