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前橋市青柳町にてモニエル瓦(セメント瓦)の調査を行いました

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営業部森下
営業部 森下

営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。

こんにちは。

本日は前橋市青柳町にてモニエル瓦(通称セメント瓦)の調査をした事例をお伝えいたします。


一般的にお家の瓦というのは①陶器瓦②コロニアル瓦(スレート瓦)③モニエル瓦④金属製屋根材

で施工されている事が多いようです。

①の陶器瓦は日本古来よりお寺や寺院でも使用されており今でも多くのシェアを持っております。
因みに・・・陶器製で表面に釉薬などが塗られている瓦もあり、陶器瓦の多くは塗装の必要がありません。

そして②のコロニアル瓦はセメント系の瓦の為に・・定期的な塗装の必要性が出てきてしまいます。

諸々とある屋根材の中で、私達が多く耳にするのが③のモニエル瓦に対するお施主様のご理解です。


このモニエル瓦は主成分の殆どがセメントで出来ており、定期的なメンテナンスが必ず必要にもかかわらず・・・

多くの方が『新築時に塗装が必要なんて聞いていない!』と仰られます。

私達がその必要性を訴えるとビックリされる方がほとんどなんです!!


では、このモニエル瓦は古くなってくるとどういった症状が出てきてしまうのかを見ていきましょう!


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瓦全景だけを見ていると、どこがどの様に劣化をしているかなんてなかなか分からないですね。。

この瓦は、モニエル瓦のなかでも【センチュリオン】という丸山型形状の瓦材です。

この丸山型センチュリオンでなくとも・・平型タイプのモニエル瓦も沢山使われています。


ではどこにどんな劣化があるのかです!!


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まず第1に瓦表面をクローズアップして見てみると、表面に黄色くコケの発生が確認できると思います。

セメント主成分のこのモニエル瓦は表面にスラリー層という特殊な防水層を形成していますが

経年劣化によってこの防水層に撥水能力がなくなってしまい、素材にお水が浸み込みやすくなってしまいます。

写真の様に・・コケが発生している所をみると・・・

完全に瓦にお水が浸みこんでいると見て取れますよね!

こうなってしまったらメンテナンスが必要となります。

※浸み込んだ水分は冬場に凍結→膨張すると瓦の割れを引き起こしてしまうからです。。。

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次に見るのは瓦の割れですね。。

水分の影響なのか・・はたまた屋根に多少の歪が生まれたのか・・

とにかくこうなってしまっては交換するにしても補修をするにしても何かしらのメンテは必要となります(^_^;)


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棟瓦を固定している釘が抜けている状況は非常によく見る光景です!

瓦固定が弱くなってしまうだけでなく・・釘穴から水の侵入を許してしまいますのでこちらも要注意!!

早期のメンテナンスが必要ですね・・・(^_^;)


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これもまたよく見る光景ですね。。

瓦接合部のコーキング劣化です。

勿論このコーキングが最終防水層ではないにしろ・・長年経っている屋根に対しては決定的な箇所になりかねません!

またまた要注意が必要です。



いかがでしょうか。。

一見何でもなさそうな屋根瓦も・・・

細かく見ていくと結構な怖き状況が見えてくると思います。。


ご自宅の屋根が【モニエル瓦】の方は・・・

是非一度調査をされてはいかがでしょうか。。


屋根・外壁の調査やお見積もりは(株)ミヤケンへお気軽にご相談ください(^^)/


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