前橋市にて色褪せが気になるコロニアル屋根のお見積りに伺いました
2018.06.30 その他
この記事を書いた人
営業部 原田
営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。
前橋市にて、コロニアル屋根の現場調査に伺いました。
築は20年を経過しており、
外壁を含む全体的な色褪せ等の劣化が気になっているということでした。
何年も前から塗装の工事をやらなければならないなと感じていらっしゃったそうですが、
お子様の進学の関係等でなかなか決断できなかったそうです。
そんな中、当社が開催しております外壁塗装勉強会にご参加いただき
後日建物診断にお伺いさせていただきました。
高所カメラにて屋根の状況を確認しましたが、
表面の塗膜は劣化し、セメントの素地が剥き出しになっておりました。
その為、屋根材が雨水を吸収し、常に湿気た状態になり
屋根全体にコケやカビが発生していました。
この状態では、屋根材の破損の原因となります。
塗装の工事の際には、
まずはコケやカビなどを高圧洗浄できれいに洗い流していきます。
高圧洗浄後に、下塗り、上塗りと塗装工事が進んでいきますが、
この時にどれだけ下塗りをしっかり塗るかが重要になります。
今回、お問い合わせいただいた屋根材のように
コケの発生が見られる屋根材ではお水と同じように下塗り材が屋根材に吸収されやすくなっています。
吸収されやすくなるとなかなか下塗りの塗料の膜が形成されにくく
上塗りの塗料の密着が悪くなります。
そのため、下塗りをたっぷりと何度も塗っていき、表面が飴色になるまで塗装することが非常に大切です。
また屋根の表面の他にも気になるところがこちら。
棟板金の表面の劣化です。
板金の表面が色褪せ、板金の素地が露出しております。
その為、風雨に曝されサビの発生が起きております。
板金部分はサビが進行しますと腐食が始まります。
腐食しますと板金に穴が開いてしまったり
サビだれにより板金部分ではないところを傷めてしまう可能性がございますので、十分に注意が必要です。
全体的に見ても、このような状態ですと早めのメンテナンスが必要になります。
検討の一つとして
まずは素材表面の防水性を高めていく事が必要です。
一番は素材自体が保護されることなのです。
ミヤケンでは屋根の塗装工事の他に板金の交換工事も行っていますので
お家のお気になることはなんでもご相談ください。