鉄部の劣化には注意!早めの対策を!
2018.11.02 その他
この記事を書いた人
営業部 滝川
営業部/2016年入社/愛知県新城市出身 18歳でミヤケンに飛び込み、工事部を経て営業部へ。工事部で生かした経験からお家の劣化に合わせた修繕工事をご提案します。童顔が悩み。
鉄部の塗装についてお話しをさせていただきます。
鉄はお家の部材の中で沢山あります。
例えば外壁材にも、使われております。
代表的なものだと、鉄板サイディングなどがあります。
築40年程のお家に多く使われています。
この鉄板サイディングは、劣化するとサビが出てきます。
特に水の切れる下部の先端はサビが酷くなり朽ち果ててしまっているお家も少なくないです。
次にご紹介するのが屋根です。
金属の屋根は多くのお家で使われています。
しかし、屋根はなかなか見ない部分だと思いますので、意外と劣化が進んでしまっている可能性があります。
この写真のように、全面にサビが出ています。
この状態に気づかず放置してしまうと、サビが進行して、金属の耐久性が低下し、穴が開いてしまう可能性があります。
穴が開いてしまうと、雨漏りの原因にもなります。
屋根も壁同様にサビが確認できた際はメンテナンスを早めに行ってください。
この写真はベランダの手すりのお写真です。
写真を見ていただいてわかる通りサビが全体に出ています。
鉄骨の手すりはサビが進行し、朽ち果ててしまうと、雨漏りに直結します、
手すりの足の部分がベランダの床に刺さっていますので、水が建物の中に入りやすくなっています。
ではどのようにメンテナンスをしたら雨漏りを防ぐことができるのか
ここからは鉄部塗装の施工の流れお伝えいたします。
まず、最初に行う工事は下地処理です。
この作業が鉄部塗装の中で最も重要なポイントになります。
専用の工具を使ってサビを落としていきます。
この作業を怠ると、塗装を行なっても、すぐに剥がれが起きます。
なので、しっかりと下地処理を行う必要があります。
そして、次の作業はサビ止めの塗装です。
1枚目のように、サビが全く出ていない場合は、
価格を抑えるために塗らない場合がありますが、
少しでもサビが出ている場合はサビ止めを塗ってください。
サビ止め塗ることによってサビの侵食を防ぐことができ、部材を長持ちさせることができます。
そして、最後に上塗りです。
基本的には上塗りを2回塗ります。
しっかりと塗膜をつけてあげることが大切です。
この工程がすべて終わると完成です。
最後に、鉄部は定期的に正しい施工方法で、メンテナンスをすることによって何十年と長持ちするものです。
外壁や屋根、お家の細かい部分まで、沢山の場所で使われています。
ただ、メンテナンスにお金を掛けたくない、という理由から省かれてしまうということも沢山あります。
お家の急所となる部分を鉄部が担っていることも多くありますので、
工事を行う際は業者さんから出たお見積もりを確認して見てください。
鉄部のメンテナンスをお考えの方は是非お問い合わせください。