この時期の疑問、雨が降っても塗装工事はできるの?雨の日の塗装工事について
この記事を書いた人
営業部 森下
営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。
梅雨時期は雨はつきものですよね。ミヤケンで塗装工事をお任せいただいたお客様から、この時期によくご質問されるのは、
「雨が降っても塗装工事はできるの?」「雨が降ってきたけど休工になるの?」です。
先に結論をお伝えしますと、雨が降った時は塗装工事の作業をすることはできません。
では、何で塗装ができないのか、雨の日に塗装してしまうとどうなってしまうのか、作業中に雨が降ったらどうするのか
この記事ではこれらの疑問を解決できる、雨の日の塗装についてご紹介していきます。
まず、雨が降った時に塗装工事をすると起こりうる不具合は3つあります。
1つ目は、塗料が雨で流れてしまう
2つ目は、塗装した箇所に雨水が落ちると、水玉模様のようにまだらな汚い仕上がりになってしまう
3つ目は、塗料が乾燥しないうちに重ね塗りするので、後々に塗膜剥離(塗装がはがれる事)、ひび割れ、クレーター、白化、不具合が起こる可能性が高い
という事です。
塗装工事では高圧洗浄、下塗り、上塗りと全ての工程後に必ず乾燥時間を設けていますので、雨が降っていれば乾燥もなにもすることが出来ないため、塗装工事を中止しています。
雨というのは小雨から土砂降りまで程度にかなり幅がありますが、雨がかかってしまう屋根や外壁は塗装することが出来ません。
逆に雨の当たらない軒裏天井などは作業をすることが出来ますが雨が降っても降ってなくても、湿度が85%以上という状態が続きそうであれば、塗装は中止するべきと判断しています。
塗料メーカーも塗料の耐久性や性質がしっかりと機能するための注意事項として、「気温5度以下、湿度85%以上の塗装は避ける」と記載されています。
※メーカーによって数値は異なります。
逆に雨が降っている時に塗装工事をしてしまうと、仕上がりが悪くなり、1年あるいは1年経たない内に不具合が出てくる可能性があります。
身近な例えですと、女性がお化粧をする前に洗顔をして、そのまま水を拭き取らずに下地にはいる…という感覚でしょうか。
水気のあるお顔に下地を塗ってもすぐに落ちてしまう状態ですね。これは塗装工事も同じ原理です。
また、これからの時期は作業中に急な大雨が降ってしまうこともありますが、その際は必ず作業を中止します。
塗料が乾くまでに約1時間から2時間ほど乾燥がかかります。乾燥しきれていない時に雨が降ってしまうと、塗り直しということも出てきますので、
この時期は天候を見ながら慎重に行う必要があります。
ミヤケンの塗装工事では、前日の夜・朝8時前に、担当営業と職人と休工か作業をするかの連絡を取りあい、休工の場合は、当日の朝お客様へご連絡を差し上げています。
作業に入っている時でも、12時・15時の休憩の段階で、これからの天候状態を常に確認をしています。
「雲行きがあやしくなって雨が降りそうだ。」というときには休工となりますが、しっかりと休工する理由の説明をさせていただきます。
また、「予定の工期をすぎると追加料金がかかるんじゃないの?」と心配される方もおりますが、
一切費用は掛かりませんので、安心して塗装工事をお任せ下さい!
雨の日の塗装についてさらにもっと詳しく知りたい!という方は、ミヤケンのWEB塗装セミナーをご利用ください!
その他にも塗装工事についてや、お客様一人一人のお悩みを聞き、詳しくお応えいたします。
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