高崎市にて軒裏天井のはがれが気になるお家の調査に伺いました。
2023.12.25 ミヤケン高崎店発信ブログ
先日、高崎市にお住いのお客様から「軒裏天井のはがれが気になっている。」とのお問い合わせをいただき、調査に伺いました。
この記事では、お家の劣化症状とそれぞれに対する適切なメンテナンス方法ご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
この記事は、約6分で読み終わります。
■軒裏天井の調査
早速、お問い合わせがあった軒裏天井から調査していくと、はがれが確認できました。
これは、屋根裏からの雨漏りによって軒裏天井全体が湿ってしまい、はがれてが発生していました。
この状態を放置すると、強風にあおられた板がはずれ、お写真下部にある窓ガラスに衝突し、割れてしまう危険があります。
また、板がはがれた部分から鳥や虫などが侵入し、巣を作ってしまう可能性もあります。
鳥などが住み着くと、悪臭や騒音だけでなくダニや寄生虫などが発生し、健康にまで被害が及ぶ恐れもあります。
そのため、軒裏天井のはがれを発見したら早急に補修を行う必要があります。
今回は、既存の板を取り外し、新しい板を取り付ける張り替え補修をご提案しました。
■外壁の調査
続いて、外壁の調査をしていくと、チョーキング現象が確認できました。
チョーキング現象は紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、塗料に含まれる顔料が粉状になって表面に露出することによって発生します。
チョーキング現象の調査方法は簡単で、指先を外壁にこすりつけて、指先が白くなるか否かで確認することができます。
これは、塗膜の防水性が低下している状態ですので、放置するとコケの発生や汚れの付着に繋がります。
コケや汚れはお家の美観を損ねるだけでなく、外壁材自体の耐久性を低下させて、ひび割れや欠けが発生する可能性があります。
お家を美しく保つためには、高圧洗浄で表面をきれいにしてから、塗装メンテナンスを行い防水性を取り戻しましょう。
さらに、他の外壁面を調査していくと、ひび割れが確認できました。
外壁のひび割れは、地震や車の横行の振動に耐えることができなくなると発生します。
このまま放置すると、雨が降った際に雨水がひび割れた部分からだんだんと浸透していき、室内への雨漏りに繋がる恐れがあります。
雨漏りは、お家の寿命を大幅に縮める原因となりますので、確認できた時点で早めにメンテナンスを行いましょう。
この程度のひび割れであれば、塗装を行うだけでお水の浸入を防ぐことができるので、ご安心ください!
■破風板の調査
最後に、破風板を調査していくと、塗膜のはがれが確認できました。
破風板の塗膜のはがれは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、防水性が低下したことで破風板自体にお水が浸透し、そのお水が蒸発しようとして塗膜を内部から押し出すことで発生します。
このまま放置すると、むき出しになっている木部に雨水が浸透し、破風板自体の腐食や雨漏りにつながる可能性があります。
そうなると、塗装では対処することは出来ないので交換が必要になり、コストも手間もかかってしまいます。
今回は、腐食は確認できませんでしたので、表面を整えてから塗装を施して防水性を取り戻してあげましょう。
以上で、今回の現場調査は終了しました。
後日、お客様のご要望に合わせて、外壁・付帯部塗装工事のプランをご提案することになりました。
お家を美しい状態で長持ちさせるために、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。
普段生活しているだけでは気が付かないような小さな劣化から、だんだんとお家全体に広がっていきます。
早めの段階でメンテナンスを行うことが、将来的に補修費用を抑えるポイントにもなりますので、少しでもお家のことで気になることがあったら、決して放置せずまずはミヤケンまでご相談ください!
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