太田市にて屋根外壁の建物診断に行ってきました。
この記事を書いた人
営業部 滝川
営業部/2016年入社/愛知県新城市出身 18歳でミヤケンに飛び込み、工事部を経て営業部へ。工事部で生かした経験からお家の劣化に合わせた修繕工事をご提案します。童顔が悩み。
今回は先日お伺いしたサイディングのお家の調査をご紹介します。
では早速見ていきましょう。まず初めに屋根の状態を見ていきますと、
全体的に「色あせ」が発生していました。これは表面の塗膜が劣化している証拠です。
この写真からみても分かるように、左側の屋根が右側の屋根よりも多くコケが付着しています。
これは屋根全体の防水性能と水をはじく撥水性が低下、そしてお水を吸い込みやすい環境を作っている状態です。
ですから、しっかりとコケや汚れを高圧洗浄で落としていき、塗装で防水性を高めてあげる必要があります。
早急にメンテナンスをしないといけない!というわけではありませんが、
コケをただの汚れと思わずにメンテナンスの目安として、覚えておくと良いでしょう。
続いては外壁診断です。
外壁の診断をするときに必ず行っていることは、外壁に指先をこすって粉のような跡がつくかつかないかです。
早速触ってみると…、
ご覧の通り粉のようなものが付着しました。これは「チョーキング現象」と呼ばれています。
外壁表面の塗膜が紫外線の影響によって劣化し粉っぽくなってしまっています。
この症状が起きているお家は多くあります。
チョーキング現象をしていると雨漏りをすると言うわけではありませんが、
劣化がわかりやすいので塗装をするサインとも言われています。
更にチョーキングの他にも劣化部分がありました。
それがこちらです。
ひとつの写真からのご説明で失礼いたします。
外壁のひび割れと、コーキングのひび割れが確認できました。
この外壁のひび割れは「ヘアークラック」と呼びます。
この中に雨がじわじわと侵入し、外壁の中に水が溜まってしまいコケも発生することがあります。
更に恐ろしい事態になると、外壁の中で体積が膨張して破裂する【爆裂現象】を起こすこともあります。
こうなってしまうと塗装だけで済む工事が、外壁の張替えになる場合もあり、予定よりも工事費用が多くかかってしまう事があります。
そしてコーキングもこのままにしておくと、どんどん縮んでいき外壁に隙間が空いてそこからお水が侵入し、
防水シートと水を非常に吸い込む断熱材まで影響が出てお家の躯体を傷めてしまいます。
こうなってしまうと、お家の劣化をどんどん早めてしまいますので、大きな事態になる前に
早めのメンテナンスをオススメいたします。
以上で今回の建物診断が終了しました。
「月末で土日しかおやすみがないよ」という方も大歓迎です。
是非ミヤケンにご相談ください。
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