太田市二ツ小屋町のH製作所様、屋根・塗装工事(建物診断編)
この記事を書いた人
営業部アフター課 木暮
営業部法人課/2011年入社/前橋市出身 48歳でミヤケンに入社。前職の経験と二級建築士の資格を生かし、建物を細かく確認します。ミヤケンの宴会部長。
今回から3回にわたって、太田市二ツ小屋町のH製作所様の
「屋根・外壁塗装工事」の模様をご紹介させていただきます。
まずは、「建物診断編」です。
実はこちらの会社へ初めて伺ったのは、
2013年の5月でしたので、ちょうど5年前になります。
その時は、屋根塗装のお見積もりを出させていただきましたが、
「今すぐにはできません。」
ということで、ご契約にはなりませんでした。
そして、今年の3月に齊藤社長から、
「屋根と外壁の塗装の見積りをお願いします。」
とのご連絡をいただき、調査に伺いました。
ミヤケンと私のことを覚えていてくださり、
ありがとうございました。
こちらの工場です。
外壁は、遠目にはそれほど傷んでなさそうに見えました。
手前のオープンスペースは、
壁面に部材や商品が棚に並べてあり
「移動が大変」という理由で、
この面は塗装しないことになりました。
でも・・・、
この面を塗装しない本当の理由は、
別のところにあったんです。
このことについては、
3回目の最後にご紹介させていただきます。
外壁の主な劣化症状は、
ほとんどの目地の部分と、
窓サッシ廻りのコーキングが劣化して、
塗装の塗膜がひび割れてしまっていました。
このひび割れから雨水が侵入して、
雨漏りの原因になることもありますので、
注意が必要です。
そして、
全体的に色褪せとチョーキング
が見られました。
塗装本来の性能がなくなってきている状態と言えます。
屋根は、工場や倉庫などで使われていることが多い「折板」で、劣化の症状としては、
色褪せとボルト部分にサビが発生していました。
この折板屋根を見積りする場合は、
折板の形状によって掛ける
「係数」が違いますので、
面積を算出する場合には、注意が必要です。
次回は「施工編」をご紹介させていただきます。
よろしくお願いいたします。