高崎市剣崎町でスレート屋根の診断に伺いました
2019.05.18 その他
この記事を書いた人
営業部 福田
営業部/浦和店店長/2013年入社/前橋市出身 日商簿記2級など経理の資格を多数保有しているため数字に厳しく正確なお見積りを最適プランでご提案しています。好きなことはツーリングと子育て。
こんにちは!
ミヤケン高崎店店長の福田です!
今回は高崎市剣崎町で屋根の診断に伺いましたので
ブログにしていきたいと思います!
さて、調査したお屋根は皆様もご存知のスレート屋根です
最近では主流になっているスレート屋根ですが
塗装専門店でも屋根の点検がないほうが一般的です
ましてやハウスメーカーでもないと定期点検はありません
そのため、
「各所がどうなっているのか?」
「雨漏りしているわけじゃないからまだ大丈夫かも?」なんてお考えの方は多いのです
そんなご不安もしっかりと点検、診断することで安心に繋げていきたいと思います!
では調査した屋根を実際に見ていきましょう
全体がこちら▼
まずこちらは東面の様子です
状態は皆さんがみてもわかるかと思いますが全体的に少し色褪せが起きている状態ですね
そしてお隣様と近いようでなかなか見えない側の屋根です
このように専用のカメラで撮影するとしっかり見えにくい方向からも点検できます
雪止めの落下やズレ、屋根の破損もなく安心です!
さて次は北面です
いかがでしょうか?
見てわかるように苔の発生が全体的に見られます
これは撥水性の低下により、屋根材本体が水分を吸収してしまうことで乾燥しない状態が続いたために苔が出ています
この状態では塗装がのりにくいですから洗浄は必須です
北面でも西日の当たる面は苔がないのがわかると思います
このように乾燥する状態とそうでない状態では大きく劣化状況も異なります
ちなみに下屋根もありましたので北面の下屋根は‥‥
なかなかいい状態ですね汗
屋根材自体はほとんど傷んでいません
ですが砂埃や汚れに付着して苔が全体を覆っています
このように屋根の痛みだけが苔やカビを発生させるわけではありません
さて、日当たりのいい南面も見ていきます
こちらです
ん?
よくよく見てみると‥‥
おっと!!!
屋根材が割れてしまっています。
お客様はかなり心配されましたが…!
ご安心ください
屋根材をよく見たらわかりますが屋根材は何重にも重なっています
そのため、屋根の下には屋根材が入っています
これにより雨水はそう簡単に入りません!
ただし、こちらの補修方法は複数ありますのでどのような修繕をするかによって今後が変わってきます
その中でもオススメの補修方法は
スレート屋根専用のエポキシ樹脂系補修材での接着です
屋根の補修は大概割れているものをコーキング材などで補修してしまいます
それだと表面的にはひび割れは埋まりますが強度がほとんどありません
エポキシ樹脂だと補修と同時に強度も上げてくれます
強度の基準でいうならば新品よりも強度が高くなります
そうすれば同じところから割れる!なんてことありません
ぜひ補修の場合はコーキングの施工は避けていきましょう!
そのほかの方法に屋根を張り替えてしまう方法があります
屋根材は下地に釘打ちをしています
無理に抜く形になると下地を痛めてしまうだけでなく、
下地のルーフィング(防水シート)も穴が開いた状態で新しいものを設置してしまうので
ほかのルートから水が回ると雨漏りの危険性もあります
張り替えは最終手段としましょう!
このように屋根一つでも補修すればオーケーではありません
メリットがあればデメリットもあります
しっかりとお家を守るためにもちゃんと工事をしてもらいましょう!
そのためには最低限の知識も不可欠です!
今後のご検討にお役立ちできたら幸いです!
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