館林市マンション改修工事 屋上防水工事③
2018.11.30 その他
この記事を書いた人
管理部 宮下
管理部/2010年入社/前橋市出身 営業部を経て管理部へ。二級施工管理技士の資格を生かし工事着工中のお客様のご自宅へお伺いし品質向上のため中間検査・完了検査を行っています。書道初段の腕前。
今回も前回の続きとなります。
前回までで立上り部分の施工の様子をお伝えしましたが、
今回は平場(屋上の平らな部分)の施工状況になります。
仕上がりまでの様子をお伝えいたします。平場の防水部分にまず行うのが緩衝シート貼りです。
もちろんこれは防水シートの本体ではありませんので防水効果はありません。
この緩衝マットを敷く理由ですが、下地の凹凸の緩和湿気をこもらせない為に敷く素材です。
続いてディスク盤の取取付けです。
等間隔の決められた位置にディスク盤と呼ばれる金物
(昔のシングルCD位の大きさのもの)を取付けます。
(昔のシングルCD位の大きさのもの)を取付けます。
工事する場所の広さによって設置する
間隔なども変わってきます。
間隔なども変わってきます。
このディスク盤を取付ける事で既存防水の部分と密着しない為
ひび割れが起こりにくかったり、
ひび割れが起こりにくかったり、
また湿気がこもり膨れなどを防止する効果があります。
この上に防水シートを敷き込みますが、
この上に防水シートを敷き込みますが、
このディスク盤の部分は専用の機械で熱する事で
ディスク盤とシートが密着する様になっております。
ディスク盤とシートが密着する様になっております。
次は改修用ドレン部分の施工です。
ドレンとは屋上の雨水を下に流す為の排水口です。
施工前の写真を見ると、ドレン周辺の防水シートもだいぶ傷んでおりました。
この部分から雨漏りにつながるケースも少なくありません。
下の2枚の写真は施工前と施工後の写真です。
ディスク盤を取付けた部分に防水シートを前面に貼り込みます。
下地と密着させない絶縁工法となりますので、歩くと多少フカフカしている様な感じもします。
下地と密着させないと言っても、端の部分は金物で固定し、
防水シート自体の重なりは溶着
してありますので、剥がれたり、
してありますので、剥がれたり、
風で飛んだりという事もございません。
最後に笠木を復旧する為にの金物を元に戻して、後は笠木を元に戻すのみです。
今回立上りは密着工法にて施工、平場は絶縁工法にて施工しました。
改修工事では一般的に用いられる絶縁工法ですが、特徴として
①既存シートを剥がさないので工期の短縮が可能
②新規防水層が下地と密着させないので防水層が長持ちする(膨れ、ひび割れが起きにくい)
③既存シートを剥がさないので産廃の費用が抑えられる
④既存シートを剥がさないので雨養生の心配がない
⑤有機溶剤の使用が少ないので人体や環境に優しい
などが考えられます。
などが考えられます。
防水のお話しはこんかいで一区切りですが、現場は着々と
進んでおります。
進んでおります。
次回は全体的な様子をご紹介出来ればと思います。