コーキングの寿命と現れる劣化症状
2020.01.14 コーキング工事
この記事を書いた人

営業部 澤井
営業部/2014年入社/高崎市出身 お客様にミヤケンでやってよかったと思えるよう、屋根の上も細かく確認しお家が長持ちする最適なプランをご提案しています。ペットはウーパールーパーの「はせがわさん」と「まつざきさん」。
今回は、サイディング・ALCの目地に使用される
コーキングの寿命と劣化症状についてご紹介していきます。
■コーキングの寿命
使用する種類にもよりますが、一般的に5~10年です。
コーキングには可塑剤という弾力性を持たせる成分が含まれています。
この可塑剤の寿命が5~10年なので、それを過ぎるとコーキングは次第に弾力性を失っていきます。
弾力性を失うことで様々な劣化症状を引き起こします。
屋根や外壁のみではなく、コーキングも定期的にメンテナンスすることが家を良好な状態に保つうえで大切です。
また、現在コーキングメーカーが推奨しているコーキングの厚みは10mmで、幅が10mmです。
このサイズ以上確保できないと、本来のコーキングの耐久性を保つことができない可能性があります。
■コーキングに現れる劣化症状
では、実際にサイディングやALCでコーキングの寿命が切れることで、どんな劣化が起こるのかご紹介していきます。
●ひび割れ
コーキングが紫外線などの影響を受け劣化し、弾力性が失われ、家の揺れに追従できずにひび割れが発生します。
放置すると雨天時に家に水が浸入する危険性があることに加え、ひび割れがさらに大きくなり、雨漏りの要因になります。
●破断
ひび割れが更に広がり、写真のように穴が開いてしまいます。
かなりの雨水が浸入する可能性がありますので、早急にメンテナンスが必要です。
●肉やせ
コーキングに弾力性を持たせる可塑剤が表面に溶け出し、コーキングの厚みが減少します。
新築時に施工した際、コーキングのボリューム不足が原因として考えられます。
放置すると、コーキングのひび割れや破断に繋がります。
●ブリード現象
コーキング材の中に可塑剤(かそざい)という成分が入っているため、
塗り終わった後はキレイでも時間が経つとシール内部の可塑剤が、塗装面に移行しベタつき感が出てきます。
それにより汚れをが出てきて黒ずんできます。塗装の世界では汚染(おせん)と言います。
仮にこの壁の上に塗装しても時間が経てば同じ様に汚染されるのですが それを防ぐため可塑剤移行防止剤を先に塗っておきます。
そもそもブリードとは、可塑剤などの配合成分が表面ににじみ出ることをいいます。
この現象を起こさないためには、ノンブリード(NB)タイプのコーキングを選びましょう。
ノンブリードは、ブリード物を析出(せきしゅつ)させないタイプであり、
ミヤケンのコーキングはこのノンブリードタイプを使用していますので、ブリード現象が起こる心配はありません。
≪まとめ≫
いかがでしょうか。
お家を建ててから、またコーキングのメンテナンスを行った後に上記のような劣化症状がないか、
一度自分の目でコーキングの状態を確認してみてはいかがでしょうか。
「まだ大丈夫」と思った方!このままにしておくと、お家の劣化を早めてしまいます。
手遅れになる前に早めのメンテナンスご検討してみてください。
ミヤケンでは、調査やお見積りは全て無料で行っておりますので
お気軽にごお問合せください。
次回はコーキングの補修の注意点についてご紹介していきたいと思います。
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