先日、邑楽郡にて「外壁にあるゴムにひび割れがあるから見て欲しい」とのことで現場調査にお伺いしました。
このゴムというのは「コーキング」の部分ですね！早速調査をしていきますと、全体のコーキングが傷んでいることが確認できました。

別の箇所では1枚目の写真よりもコーキングの劣化が進行し、広い範囲で青いシート（防水シート）が見えていました。

サイディングの外壁材のつなぎ目の隙間を埋めるのがコーキングです。
防水の要ではあるのですが紫外線によってコーキングが硬化し、表面にひび割れたり写真のように破断してしまいます。
新築時に施工されているコーキングの多くが10年前後の耐久年数のものです。
ハウスメーカーや塗装屋さんが「築10年前後で塗装をしたほうがいいですよ」というのはこのコーキングの寿命がきれるからなのです。
ちなみにコーキングにもグレードがあり10年前後のものから20年耐久のものまで幅広い種類があります。リフォームではコーキングの耐久年数に着目するとよいでしょう。
サイディングのコーキングのメンテナンス方法は既存のコーキングを撤去し、新しいものへ打ち替えをする方法です。
今のコーキングの上に新しいコーキングを施工してもすぐにはがれてしまいますので注意してくださいね！

コーキングから少し目線を外して、外壁表面の確認です。まず、チョーキング現象が確認できました。

チョーキング現象とは紫外線の影響を受け、塗膜が粉状に劣化することをいいます。外壁塗装メンテナンスの初期症状であり、緊急性は低いものです。
とはいえ、外壁の色あせをきっかけに外壁表面のコケや反りの発生などお家の美観性の低下だけでなく、躯体を傷める原因を作ってしまうこともあります。
このまま放置するのではなく、外壁表面の防水性を高める塗装工事を前向きに検討することをお勧めします。

以上で今回の現場調査が終了しました。
今回のお家ではまずコーキングの経年劣化が著しいため、工事はなるべく早めにメンテナンスをしたほうが良いでしょう。
コーキング工事では足場を立てて高所作業を行うため、一緒に外壁塗装をするのが足場代金を考えると費用削減になります。
工事の期間はコーキングのみなら乾燥期間・完了検査を含めて5日前後、外壁塗装工事も一緒に行うと約2週間ほどです。

まずはお家の外装リフォームをしたらどのくらいの費用が掛かるのかお見積りを取ってみてはいかがでしょうか。
ミヤケンの現場調査では、お問合せ以外の箇所や普段見れない屋根まで確認をしていますので、もしもの時は早期発見・補修ができますし、なにもなければ安心していただけるかと思います！
コーキングのみの工事も承っています。もちろん無料ですのでお気兼ねなくお問い合わせください。
（工事をしなかった場合でも追加で費用を請求することはありません！）

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