ALCの外壁の目地のひび割れは大丈夫?太田市東別所町U様のお家へお見積りに伺いました!
2020.07.09 外壁塗装
この記事を書いた人
営業部 原田
営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。
先日、「外壁のひび割れが気になる」とのことでお客様のご自宅にお見積りに行ってきました!
さっそく、外壁の様子を見ていきましょう!
まずはALCの目地の部分のひび割れの様子です。
ALCは、外壁材自体に厚みがあり細かな気泡が外壁材の内部にたくさんあります。
この外壁材の厚みや気泡によって地震などの揺れに強い耐震性やお家の熱を逃がさない断熱性、さらには遮音性に優れています。
しかし、塗膜のはがれやひび割れからお水を吸い込みやすいというデメリットがありますので適切な時期にメンテナンスをする必要があります。
特に鉄筋コンクリートのお家の場合は、ひび割れから侵入したお水からサビが発生することもあります。
とはいえ、目地部分のひび割れは塗膜のひび割れなのですぐに雨漏りやサビが発生するわけではありませんので過剰に心配する必要はありません!
モルタルやサイディングのコーキングの打ち替えとは違い、外壁の上から施工する「増し打ち工事」を行います。
他にも、外壁が欠けている部分も確認できました。
このような場合には外壁材がお水を吸い込みやすくなるので早めのメンテナンスが必要です。
ひび割れや欠けは、気が付かないうちに発生していることがほとんどです。
他にも、チョーキング現象が確認できました。
塗膜が紫外線の影響を受けて劣化している証なので、塗り替えの時期としてはぴったりです。
外壁の劣化は気が付かないうちに進行しており、お住まいの方でもなかなか気が付きにくいものです。
天気の良い日に一度、セルフチェックをすることをお勧めします。
続いて、屋根の様子です。
今回のお家は、陶器の瓦屋根と呼ばれる屋根でした。塗装する必要はありませんが、念のため確認しました。
綺麗な屋根ですね!漆喰の欠損や瓦のずれ・欠けなど特に問題はありませんでした。
雪止め金具もしっかり固定されていました。
付帯部も見ていきましょう!
軒裏天井の様子です。
表面の色あせやシミ・汚れの付着が見られました。
高圧洗浄後に通気性のよい塗料で塗装することにより非常にきれいになります!
続いて、雨樋の様子です。こちらも紫外線の影響を受けて色褪せていました。
雨樋に塗装工事を行うことで、紫外線による劣化を防ぐことができますし美観性も向上します。
なんと!それだけでなく塗料に含まれる油分により雨樋の耐久性も上がり長持ちします。
以上で、お見積り前の診断が終わりました。
今回のお家では大きな劣化やお家の躯体を傷めるような症状は出ていませんでしたので塗装工事をすることによって防水性を高めることが出来ます。
この後、ご予算や希望耐久年数などをお聞きし3プランほどのお見積りをご案内しました。
塗装工事は大きな工事ですのでお家の状況を知っていただいたうえでじっくり検討していただければと思います。
ALCのお家の調査からお見積りまで無料で行っております。
ぜひ築年数が15年以上の方や外壁について気になることがある方も是非お気軽にお問い合わせください!