外壁によってコーキングの施工が違う!?増し打ち工法と打ち替え工法について
2020.05.07 外壁塗装
こんにちは!いつもミヤケンブログをご覧いただき、ありがとうございます。
サイディングとALC外壁のお家にお住まいの方、外壁に目地に使用されているコーキングってご存知でしょうか?
▼サイディング
▼ALC
どちらも、外壁からの雨漏りや地震による揺れを分散させるという、とても重要な役割を持っています。
このコーキングは約10年~15年で紫外線や雨風等によって劣化症状が現れます。
その上でコーキングのメンテナンスを行うわけですが、
実はコーキング工事には、外壁によって施工方法が変わり、
・打ち替え工法(既存コーキングを撤去し、新しいものを※充てんする)
・増し打ち工法(既存のコーキングの上から新しいコーキングを充てんする)
2つの施工方法があると知っていましたか?
※充てん…打ち込むという意味です。
本記事では、外壁別によるコーキングの施工方法について
施工中の写真と一緒に分かりやすくご紹介していきます。
■打ち替え工法
この工法で施工するのは主に外壁材がサイディングの場合です。
また、モルタルの外壁の場合のひび割れ補修の際にも今のコーキングを撤去し、打ち替えることもあります。
それでは施工方法についてご紹介します。
①既存コーキングを撤去します。
②プライマー(接着剤)を塗布します。
③コーキングを充てんします。
④へらで表面をならします。
⑤マスキングテープをはがして完成です!
これからご紹介する「増し打ち工法」にて施工することは可能ですが、あまりオススメしません。
何故なら、増し打ちした内側には劣化したコーキングが残っており、本来のコーキングの10年耐久のあるものでも、
3年もしないうちにコーキングの劣化がみられ、すぐにメンテナンスということになってしまうためです。
■増し打ち工法
こちらはALC行う工法になります。
ALCの場合でも、コーキングの打ち替え工事をすることが出来ますが、
撤去の際に外壁材を削って、お家を傷めてしまう可能性があるため、「増し打ち工法」をオススメしています。
①まず、プライマー(接着剤)を塗布します。
②次にコーキングを充てんします。
③へらで表面をならします。
④完成です!
いかがでしたでしょうか。
この記事で、外壁によってコーキングの工法が違うということを理解していただけたら幸いです。
間違った施工をしてしまうと、すぐ不具合が出てしまい、再度メンテナンスと費用もかかってしまいます。
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