小さなひび割れからの雨漏り。塗装では雨漏りは直せない?!
2020.04.24 外壁塗装
この記事を書いた人
営業部 澤井
営業部/2014年入社/高崎市出身 お客様にミヤケンでやってよかったと思えるよう、屋根の上も細かく確認しお家が長持ちする最適なプランをご提案しています。ペットはウーパールーパーの「はせがわさん」と「まつざきさん」。
全国に緊急事態宣言が出されて早10日が経とうとしています。
いつまで続くのかわからない不安や生活の変化など心身ともにお疲れではないでしょうか。
ミヤケンでは雨漏りなどのお家のお悩みを解決できるよう、感染症防止対策を取りながら元気に営業中です!
今回はお家のトラブルの中でも一番発生してほしくない雨漏りと塗装についてご紹介したいと思います。
まず…最初にお伝えしますが雨漏りは塗装では直すことができません!
塗装は防水の役割、お家全体の撥水性を高めることができますがあくまで予防としての「防水」です。
先日、出窓の木部に雨染みがでているとのことで補修のお問合せをいただきました。
こちらがお客様が心配されている出窓部分の様子です。
雨漏りの原因として可能性の高い出窓の上のコーキングの状態の確認をしましたが、
数年前の塗装工事の際にコーキングの撤去・打替えをしていることもありひび割れや隙間ができていることは見受けられませんでした。
そこで出窓上の外壁の状態を確認すると、塗装工事後にできたと思われる微細なひび割れ(ヘアクラック)がありました。
こんな小さなひび割れから雨漏り?と思われるかもしれませんが、雨漏りの原因になりうるのです。
その理由は縦ではなく、横にひびが入っていることです。
縦よりも横に入るひび割れは壁を伝う雨水を受ける面積が大きくなるので雨漏りの可能性が高まるのです。
さらにひび割れの大きさが小さければ小さいほど毛細管現象が起こりうるのです。
毛細管現象とは水が小さな隙間に入り込んだ時に吸い上げる力が働くことを言います。
詳しくはこちらの動画でも紹介していますのでぜひご覧ください。
ヘアクラックは地震などのお家の揺れによって発生します。ひび割れの予防も塗装防ぐことはできません。
弾力のある塗料を使用することである程度、予防することはできますが100%ではありません。
こまめに外壁の様子を確認し、ひび割れがあった時には補修をするなどの対策をするのが雨漏りを未然に防ぐ方法です。
実際、今回の事例のように「こんな小さなひび割れから雨漏りするなんて…」と思われる方はたくさんいらっしゃいます。
私も実際の現場をみるまでは話には聞くけれど皆無に近いと思っていました…。
しかし、雨漏りの条件が合えばどんなお家にも起こりうることです。築年数の古いお家はもちろん、新築のお家でも雨漏りしないとも言い切れません。
さらに言えば、同じ間取りのお家であっても立地条件や雨の降り方などによって雨漏りする・しないが分かれます。
お問合せでも「北から吹く風と雨が一緒になった時だけ雨漏りする」といったお話も少なくありません。
しかも雨漏りの原因は必ずしも1つとは限りません。1回・2回と何度も補修をして、ようやく雨漏りが収まることもあります。
対策が難しい補修工事ですが根気強く原因を探して補修をすれば修繕ができないものではありません。
もしはじめての雨漏りでお困りの方・何度も修繕をしていても雨漏りが止まらない方はぜひミヤケンにご相談ください。
お役に立てることと思います!
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