これを見ればわかる!ALCの外壁で注意すべき劣化とは?
この記事を書いた人
営業部 星野
営業部/2005年入社/前橋市出身 塗装職人から優しい人柄を生かす営業部へ。細かな部分の劣化も見逃しません。特技は雨漏りを直すこと。無類の甘党。
いつもミヤケンブログをご覧いただき、ありがとうございます。
皆様、ALC外壁の正式名をご存知ですか?
「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」という頭文字から取った言葉です。
Autoclaved:高温高圧蒸気養生された
Lightweight:軽量気泡
Concrete:コンクリートという意味です。
なんだか長い名前ですよね…。
日常的にこんなに長い英語は覚えられないのでALC、または軽量コンクリートと呼ばれています。
その名の通り、非常に軽く、耐久性が高い外壁材です。
今回はそんなALCのメンテナンスが必要な劣化症状について、
メンテナンス時期を5段階で表示しながらご説明します。
【メンテナンスが必要な劣化症状】
①藻(も)やカビの付着(緊急性★☆☆☆☆)
塗膜の防水機能が低下することによって発生する藻(も)やカビ。
日に当たらない北面などに多く生えることが多いです。
今すぐメンテナンスをしなければならないわけではありませんが、お家の劣化スピードを抑えるために
塗装メンテナンスをする目安として覚えておくと良いでしょう。
②チョーキング現象(緊急性★★☆☆☆)
藻やカビの発生と逆で、塗膜が粉状に劣化して手に付着する現象です。
①と同様に、すぐにメンテナンスが必要というわけではありませんが、知っておきたい現象です。
③目地の亀裂(メンテナンス★★★★☆)
目地上の塗膜が劣化してひび割れてくると、その下にあるシーリングを傷めてしまいます。
雨が降った時に亀裂から雨水がじわじわと入り込み、外壁を傷めてしまいますのでなるべく早い処置が大切です。
特にALCの場合はコーキングの打ち替えとなると非常に大きな工事になります。
リフォーム費用を抑えるためにも早めのメンテナンスをお勧めします。
④ひび割れ・欠損(緊急性★★★★★)
この劣化症状が出てきたら早急にメンテナンスをしてください。
構造自体に大きな劣化がある上に、④でお伝えした雨水がひび割れに入り込み、
外壁を傷めてしまい大きく寿命を縮めてしまいます。
特に横に入るひび割れはお水を面で受けますので注意が必要です。
⑤塗膜の剥がれ・膨れ(緊急性★★★★★)
塗膜の剥がれ・膨れは塗装をした外壁に多くみられる現象です。
下地処理の高圧洗浄や乾燥不足など原因はさまざまあります。
このまま放置してしまうと素地を傷めてしまうことがありますので早急なメンテナンスが必要です。
ALC外壁は周期に限らず、メンテナンスが必要になる劣化症状があります。
上記のような症状が現れた際には早急なメンテナンスや、専門業者による調査が必要です。
普段中々パッと視界にはいる外壁でも、近くでじっくり見ているなんてことは多くありませんよね。
まず上記の中でどれか一つでも当てはまる、もしくはこの症状が出ていないか不安なので見てほしいという方は
是非お問合せ下さい。建物診断やお見積りは全て無料で行っております。
もちろん、メンテナンスが不要であればしつこい営業などは行いませんのでご安心ください。
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