前橋市広瀬町にて屋根防水シートの劣化による外壁破損をみました
2018.11.01 防水工事
この記事を書いた人
営業部 森下
営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。
前橋市広瀬町のお客様より、『外壁が崩れてしまった』とのお声を頂き少々ビビりながら調査へ伺ってきました。
外壁が崩れる!? そんなバカな!? そんなことが何故!?
なんて気持ちを胸に秘め、車を走らせ10分。
問題の住宅へと到着をいたしました。
『・・・あ、そういうことね。。(^_^;)』というのが最初の印象です。
そう、【外壁】というか陸屋根形状の建物特有のパラペット部の破損の事だったのです。
【パラペット】というのが何のことを言うのかが分からない方も多いでしょう。
ここの部分の事を言います↓↓↓
この青い箇所がパラペット部分となりますね。
そして・・・この写真はお客様のお伝え下さった【崩れ】の箇所となります。。。
当初は外壁が崩れていると聞いたので、どんな大惨事かと思っておりましたが・・
何か大きな特別な問題が発生したのかと思っておりましたが・・・
建物の経年劣化による外壁の爆裂欠損が原因をなっているようですね(^-^;
爆裂欠損??? また難しい言葉が出てきてしまいました。。
爆裂欠損とは・・コンクリートの内部にある鉄筋が腐食膨張し、被りコンクリート(外側の外壁)を破損させてしまう事を言います。
その原因は様々ですが、外壁部に発生したクラック(ヒビ割れ)から水が浸入し鉄筋をサビさせてしまったり、爆裂ヵ所上部の防水層が劣化してしまった事により内部へ影響を及ぼしてしまったりと。。
今回は屋上防水層の劣化が相当進んでいる事を発見致しました。。
防水シートの接合部も写真の様に剥がれと浮きが発生してしまっています。
これではここから雨水浸入があってもおかしくありませんね。。
防水シート端部も無事ではありませんでした。
各所で写真のような剥がれや、浮きの状況が見られ・・・
パラペットや軒裏天井に水がまわってしまう原因となっておりました。
当然の事ながら、軒裏天井にも同じような爆裂欠損が発生していましたね(^-^;↓↓↓
もう正に【爆裂欠損】の典型的な状況ではないでしょうか↑↑
コンクリートが落ちたど真ん中に錆びた鉄筋が見られる。
こんな箇所が各所に見受けられました。
目の前に起きている現象には必ず何かの原因がある!
正にそうですね。
外壁が崩れたり、鉄筋が錆びてしまったりには原因がありました。
無論!!! 外壁の補修よりも屋上の防水シートの修繕の方を私はお勧めいたしました。
・・・・もちろんお客様のご想像されていた予算とはかけ離れた結果になってしまいましたが(T_T)
外壁の調査は【今、本当に必要な工事】を適切に判断する為には大切な事となります。
業者に見てもらうとお金がかかるんじゃないか・・
強引な営業を受けるのではないか・・・
なんて思う方もいると思います。
でも、ほとんどそんな事はないので安心して声を掛けて見てください^_^
早めの修繕が、今後のメンテナンスに於いて大きな費用の軽減に繋がっていく事は間違いないと思います。
お気軽に相談してみましょう!!