前橋市駒形町にて雨漏りの診断を行いました
2018.11.01 雨漏り修繕
この記事を書いた人
営業部 森下
営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。
台風到来に泣く前橋市のお客様より雨漏りのご相談を頂き早速調査をしてまいりました。
日本全国を縦断した台風24号。
ここ前橋市もその影響は少なくなかったようです(~_~;)
今回は築25年のお家が今まで雨漏りなんてなかったけれど
今回の台風によって1階の和室に水が漏れてしまったとの事で調査に伺いました。
一見すると何の問題もなさそうなこちらのお家ですが
いったいどこから雨が浸水していたのでしょうか・・・・
今回の台風は南からの雨&風が非常に強く、問題の1F和室も南側にあります。
そして更に雨漏り箇所の上には数年前に設置した、増設テラス。。。
なんともこのテラス付近に何かがありそうですので重点的に調査を進めます。
数年前に設置したテラスが既存の下屋根の上に載っている状況をみました。
よく見ると壁と屋根の間に多少の隙間が出来てしまっているのが確認されます。
・・・ここからの写真で分かりますでしょうか。。
テラスを設置した事によって既存の屋根自体が重さで下がってしまい
壁との接合部に大きな隙間が出来てしまっています。。
屋根の一番右端・・・分かりますでしょうか。。
こんなに隙間が出来てしまうと相当量の浸水が起きてもおかしくありません。
テラス奥の方も隙間が生まれてしまっていますね。。
白色のコーキング材はご主人様の方で補修を行った形跡ですね(^-^;
お話を伺えば以前にも一度雨漏りが発生し、原因が分からないながらも補修を行ったと・・
考えてみれば原因が分からないながらに行った補修が非常に適切な場所になっている事がすごい。。
通常の雨では漏れないが、今回の様な台風になると漏れてしまうとの事ですので
やはり、台風時独自の風雨の向きで影響のある場所が考えられます。
多くの場合には南側や東側から吹付ける雨は多くありません。。
で、あれば今回は建物の南や東側が一つの要因として考えられると思います。
そう・・まさにこの南側テラスの周辺が怪しいのです。。
そして以前は起きていなかったとのお話・・・
かつて一度雨漏りじはしてしまったけれど、それからしばらくは無かったとの事。
そうです。テラスを設置した事によって徐々に隙間が生まれて一度雨漏り。
そしてご主人様が補修。
数年たってその補修が劣化し再度の雨漏り。。
そして台風によって普段は雨が当たらない箇所に雨水が直接当たる。。
もう正に正解が浮かび上がってきましたね(^-^;
雨漏り修繕というのは100%はありません。
あくまでもより大きな可能性を見出し手を打っていく事です。
時にはイタチごっこの様に手を打っていかなくてはいけない時もあります。
それでも、その可能性をより信ぴょう性の高きものにする為にはプロの目と観点が必要になってくるのです。
意外な所が痛んでいたりするケースもあります!!
雨漏りは起きる前に手を打った方が良いのは皆さんご理解されている事でしょう。
しかし起きなければメンテナンスの必要性を感じる事が出来ないのも事実です。
何かを行う必要性が在るのか無いのかを知る事が第一歩と言えるでしょう!
【必要なのかなぁ】と思った、今がその時です。
是非ともお気軽にご相談してみてはいかがでしょうか^_^
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