埼玉県本庄市にて外壁塗装・防水のお見積り。防水のワンポイントアドバイス!
2018.09.24 営業部 星野
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営業部 星野
営業部/2005年入社/前橋市出身 塗装職人から優しい人柄を生かす営業部へ。細かな部分の劣化も見逃しません。特技は雨漏りを直すこと。無類の甘党。
住宅の外装診断を行いました。住宅はいろんなデザインがありますが、
今回診断したお家は軒天井と一般的な屋根が無いデザインです。
外壁はサイディングという外壁材を使っています。写真は南面
の写真です。軒裏が無いため外壁全体に日光が当たり、日当たりが
とても良いです。新築してから12、13年から外壁材の表面の劣化
が目立ってきます。
1階のはきだし窓はシャッター付きです。
シャッターを下ろすと窓の外にシャッターが窓を保護しますので防犯対策にも有効です。遠出で家を留守にする時はセンサーライトと
組み合わせると防犯対策になります。窓の上部の箱(シャッターBOX)に丸まってシャッターが収納されています。電動のシャッターはスイッチ一つで上げ下げ可能で非常に便利ですが、モーターが故障すると動かなくなってしまいます。
外壁材の劣化の目安として分かりやすいのは御覧のように手で触ってチョークの様な粉がつくチョーキング現象です。太陽の紫外線や、雨・風などの自然環境により表面が劣化しお水をはじく力(防水性能)が低下しているサインです。このサインはサイディング板に限らず、鉄製の外壁材も劣化の症状は同じく出てきます。
防水性能が低下した外壁材はお水を吸いやすくなります。写真の状況は水分を含んだ外壁材が冬季に含んだ水分が凍結し形が崩れてしまう爆裂という症状です。冬の時期に症状が大きくなるので冬の害(凍害)と呼ばれています。北面の湿気が残りやすい所にできやすいです。表面の防水性の低下や地震で入った亀裂・ヒビ、特にお風呂場の窓のサッシ角など、結露でできた水分も原因になります。
こちらも北面の外壁です。外壁材の厚みの部分はコーティングがされていないためお水を吸いやすいのと、外壁材を固定するビスや目地コーキングの劣化部も凍害が起こりやすいです。範囲が少量ならば部分の補修で対応できますが、放置期間が
長いと範囲が広がり外壁材ももろくなってしまいます。範囲が広い場合はその部分の外壁材の交換が必要になります。
この様なヒビも水分を吸ってしまいます。外壁材の間の部分の目地にお水が入らないようにコーキングが施工されていますが、紫外線で固くなり役目をできなくなると交換が必要です。
お家を長持ちさせるにはただ塗装すれば良いというわけではありません。
お家によって劣化部や範囲も違うので適切に防水処理が必要です。
そのお手伝いが少しでもできればと思います。
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