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前橋市にてスレート屋根の汚れ・ALC外壁目地のひび割れの現場調査に行ってきました。

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営業部森下
営業部 森下

営業部部長/2009年入社/前橋市出身 一級建築塗装技能士の資格と元職人の経験と知識を生かし、お客様に安心を提供します。趣味はピアノと芝刈り。

先日、前橋市富士見町にお住まいのお客様から
「屋根の汚れと外壁目地にひび割れができたから見てほしい」とのお問合せを頂き、現場調査に行ってきました。
汚れやひび割れはお家の美観に関わることですので、しっかりと調査していきます!

屋根の調査

今回のお家ではスレート屋根が使用されていました。
早速調査していきますと、長年の汚れとコケが付着していました。
屋根
ここからでは見えにくいですよね…!
もう少し近づいて見ていきましょう。
屋根 コケ
ここからなら分かりやすいですね!山吹色に近いようなものがあちこちにあります。
コケが発生している状態は、屋根の防水効果が低下しているサインです。
屋根は塗装が施されていることで防水性を発揮しています。
しかし、紫外線や雨風の影響で屋根材がお水を含みやすい環境を作り、日中だけで水分を蒸発させることが出来ず、コケが発生してしまいます。
コケを放置にしてしまうと、コケが屋根に根を張り、屋根自体を傷めてしまいます。
そうすると、本来塗装工事で済むメンテナンスも葺き替えやカバー工事で補修する方法しかできなくなってしまうため、予定よりも工事費が大きくなる場合があります。
屋根を長持ちさせるために、決して先延ばしにせず早めの塗装メンテナンスをすることが大切です。

さらに屋根の状態を確認していくと、屋根のてっぺんである棟板金が一部浮いている状態が確認ができました。
棟板金の浮き
赤丸で囲ったところが他の箇所より少し浮いている状態がわかりますか?
これは台風や強風が吹いたときの影響板金を固定している釘が浮き、棟板金がめくれてしまっている状態です。
つまり、本来雨からお家を守る棟板金としての役割が機能されていない状態という事です。
そうすると雨漏りに繋がってしまいますし、棟板金の交換や釘打ちなどですむものも、屋根の下地交換など大きな工事になることもあります。
ですから、深刻化する前に決して放置などせず早急に補修をする必要があります。
幸い、今回のお家の板金は大きくめくれている状態ではありませんでしたので、塗装をする際一緒に棟板金の交換をすると良いでしょう。

ここで少し皆様にお伝えしておきたいことが1点!
風が吹いているときにバタバタと音がする…と思ったら、もしかしたら板金がめくれている可能性が高いです!
雨漏りによる被害が及ぶ前に、すぐに状態をプロに見てもらい補修を行いましょう。

外壁の調査

今回のお家では、縦張りのALC外壁が使用されていました!
まず初めに、お客様が今回気にされていた外壁目地のひび割れを確認していきました。
外壁塗装 目地ひび割れ
これは紫外線による表面の塗膜の劣化、そしてコーキングの硬化が原因と考えられるでしょう。
屋根と同じく外壁も防水効果がなく、そしてコーキングは紫外線に弱いのです。
本来塗膜があることによって、紫外線からコーキングの収縮・硬化を防いでくれます。
しかし、塗膜が劣化しているとコーキングを守ってくれる膜がなくなってしまします。
そのため、ALC外壁の場合は既存の目地の上からコーキングを増し打ちして塗装をする必要があります。

次に外壁の表面を指先でこすってみると白い粉のようなものが付着しました。
外壁塗装 チョーキング現象
実はこれ、紫外線の影響で劣化した塗膜なんです…!これをチョーキング現象と呼びます。
初期症状のため緊急性は低いですが、塗装メンテナンスの目安として覚えておくとよいでしょう。

 

雨樋の調査

今回、屋根外壁のお問合せを頂きましたが、他に不具合がないか調査していきました。
調査して気になったのは、雨樋内部です。
雨樋内部を確認してみると、砂ホコリなどが蓄積されて汚れていました。
雨樋内部
「雨樋は汚れるものでしょ?」と仰るお客様が多いです。
これはなかなか避けることができないことではありますが、実はただ汚れるだけではないのです…。
雨樋は雨が降った時に雨水を正しく地上に運んでくれる役割があります。
今回のお家のように砂埃をそのまま放置してしまうと、雨が降って乾燥を繰り返すうちに、雑草が生えてくる可能性があります。
雑草が生えても生えなくても砂ホコリの蓄積量によって、詰まりの原因にも繋がりますので内部の洗浄を行いましょう。

このまま目線を少し下げていく、雨樋の塗膜のはがれも確認できました。
雨樋の塗膜のはがれ
分かりやすく、赤丸で囲ませていただきました!ペロッとキレイにはがれています…!
これは紫外線の影響で表面の塗膜が劣化している状態です。
このような場合は、既存の塗膜をキレイにそぎ落としていき、表面が滑らかになるように研磨作業(ケレン)を行い塗装をしていきましょう。

他にもお家の不具合がないかを全て調査し、今回の現場調査が全て終了しました。
後日、屋根外壁塗装、雨樋内部の洗浄のお見積りを5プランご提案することになりました。
塗装工事はただお家をきれいにするという事が目的ではなく、今回紹介した現象が起きている根本を修繕する事が本来の役割となります。

この記事を見ている方は、是非一度ご自分のお家の状態を確認してみてはいかがでしょうか?
「外壁のひび割れがある」「こんな症状があるけど、塗装で補修できるの?」などお困りごとがあった際にはミヤケンまでご相談ください。
現場調査からお見積りまで無料でご案内しています。

下記のオレンジ色のボタンから24時間調査とお見積もりを受付中です。
是非お気軽にお問合せください。

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