藤岡市にて屋根のコケと外壁のひび割れ修繕の現場調査に行ってきました。
この記事を書いた人
営業部 菅原
営業部/2019年入社/高崎市箕郷町出身 お客様が喜ぶ笑顔の為に、どんなことでも全力でご対応いたします。 休日には妻と2人の娘とドライブに行くことが趣味。
先日、藤岡市にお住まいのお客様から「屋根の汚れと外壁の汚れが気になるから見てほしい」とのお問い合わせをいただき、現場調査に行ってきました。
それでは、早速屋根の調査から始めていきましょう!
今回のお家ではスレート屋根が使用されていました。屋根全体の色あせとコケや藻の付着が確認出来ました。
屋根材の軒先にかけてコケがあるのが分かります。
おそらく新築当時の屋根のお色は、濃いグレーや黒だったのかなと思います。
屋根材が紫外線の影響を受けて色あせし、撥水性のない部分が常に湿気てしまいコケが発生したのでしょう。
もともと、スレート屋根材そのものには防水性はありません。新築時、工場で塗装されたことにより防水性が発揮されます。
ちなみに当時、工場で施された塗料の耐久年数は8年から10年と言われています。(今の新築ではもっと耐久性の長い塗料を使用している屋根材もあります)
築10年を経過すると塗装時期と言われているのはこの初期の耐久年数のことを指しているのです。
ただ、建物の立地によっては紫外線の影響の強い・弱いがありますで差はあります。
今の状態ですと屋根材がお水を吸い込んで負担がかかっている状態ですので、しっかり表面の汚れやコケを洗い落としてから塗装する必要があります。
続いては外壁の調査を行います。今回のお家では個性的なデザインのモルタルの外壁でした。
色褪せはありましたが、気になったのは縦にのびた細いひび割れです。
外壁に入ったひび割れには危険の度合いがあり今回は「ヘアクラック」と呼ばれる、危険度の低いものでした。
しかし、小さいからと言って放置はできません!
ひび割れは自然治癒しないので早めに補修をしてあげないと、お家の揺れによって大きくなってしまうのです。
今の状態であれば塗料を塗り重ねることでひび割れ補修をすることが出来ますが、ひび割れが大きくなれば補修費用もかかりますし補修跡が残ってしまうこともあります。
それに地震などお家の揺れは未然に防ぐことが出来ません。
そのため、ひび割れしにくい弾力性のある塗料を選ぶことでひび割れの発生を減らすことが出来ます。
特にモルタルのお家はALCやサイディングのように力を分散させる目地がないため弾性塗料がおすすめです!
他にも付帯部の軒裏天井などお家全体の調査を行い、今回の現場調査が終了しました。
最近、コロナウィルスの関係でなるべく人との接触をさけたいということで、お客様お立合いなしの現場調査を行うことが増えています。
ミヤケンの現場調査では、お客様お立合いのもとでご要望やお気になることをお聞きしながら調査を進めておりますが、今こんなご時世なのでお立合いなしの調査も喜んで承っています。
「ここが気になるから見てほしい」など、お電話の際やホームページのお問合せ備考欄にてお伝えいただけますと、その部分を重点的に調査させていただきます。
ぜひお気軽にお問合せください!