桐生市にて金属屋根の塗装工事が完了しました。
2020.03.21 屋根塗装
先日、桐生市のH様のお家の引き渡しに伺いました。
屋根の塗装工事を任せいただいたのですが、ぴかぴかに仕上がりましたので
実際の工事の写真と一緒に屋根塗装の工程をご紹介します。
今回のお家では金属の屋根でしたのでスレート屋根やモニエル屋根とは作業工程が異なります。
まず、下地処理が違います。
高圧洗浄の他に研磨(けんま)作業を行います。
研磨作業を行うことにより、屋根材と塗料の密着をよくします。
▼こちらが研磨作業です。
▼こちらが高圧洗浄です。
もう1つ違う点は塗回数です。
金属の屋根は塗料が染み込まないので下塗り1回、上塗り2回の3回塗りで仕上げます。
まずは赤さび色の下塗り材(サビ止め材)をムラなく塗っていきます。
赤い屋根になるの?!と心配される方もいますがどうぞご安心を!
その後、仕上げの色の塗料を2回塗装していきます。
2回目はムラや塗り残しがないように注意します。
完成です!
とても落ち着いたいいお色に仕上がりましたね。
ちなみにスレート屋根やモニエル瓦などは下塗り2回、上塗り2回の合計4回塗りをします。
理由は屋根材が塗料を吸い込むからです。
この塗装回数ですが、下塗り材の吸い込みが十分でないと塗料の耐久年数にかかわらず、剥がれや色あせにつながります。
そのため、劣化状況に応じて下塗りの回数を増やして塗装する場合もあります。
早期に色あせてしまったり、はがれてしまうことのないようにするために
一番大事なのはお見積りの時の建物の調査です。
傷みはどのくらい進んでいるのか、どんな処置が適切かを知るために行います。
これからもお客さまのお家がより長持ちするための工事をご案内していきます。
H様、工事中はありがとうございました。
引き続き定期点検でお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします!