伊勢崎市にある倉庫の屋根の調査に行ってきました。
2018.10.31 屋根塗装
この記事を書いた人
営業部アフター課 木暮
営業部法人課/2011年入社/前橋市出身 48歳でミヤケンに入社。前職の経験と二級建築士の資格を生かし、建物を細かく確認します。ミヤケンの宴会部長。
今回は、伊勢崎市にある名前を聞けば誰でもご存知の、
某企業様の「倉庫の屋根塗装」の調査に行ってきましたので、
ご紹介させていただきます。
そもそものきっかけは、東京で開催されたある「環境展」で、
この企業様のご担当者様が、「遮熱塗装」のブースにお立ち寄りいただいたことです。
お悩みはふたつありました。
ひとつは、
「屋根にサビが発生しているので、これ以上進行しないように何とかしたい」
そしてもうひとつは、
「数年前の大雪の時に倉庫に付随していた庇が、雪の重さで傾いてしまい、
それに引っ張られる形で屋根が曲がってしまった」
ということでした。
屋根が曲がってしまった?
お話だけでは状況がよくつかめませんでしたが、
現地調査をして、その意味が分かりました。
こちらの折板(鉄板)屋根です。
投影面積で約3,600㎡(100m×36m)ですので、
これを塗装する面積に換算すると、約5,000㎡の広さです。
写真からも分かるように、確かにサビが発生しています。
それも、発生してから何年も経っていると思われる広がり方です。
屋根を固定しているボルトの部分には、
ボルトキャップ(商品名「サビヤーズ」)が取り付けてありました。
このボルトキャップは、ボルトの根本部分からの雨漏り対策の必需品ですが、
詳しいことは、また別の機会にご紹介させていただきます。
数年前に施工されたもののようですが、
がっちりと固定されていました。
もし、今回塗装工事をする場合には、このボルトキャップはこのままの状態で、
上から塗装をすることになります。
そして、こちらが「屋根が曲がってしまった」状態の写真です。
写真右側の白く見えるところが庇で、大雪で傾いてしまったため、
新しく造り直したとのことでした。
庇が傾いた時に屋根が引っ張られて、
このような状態になってしまったことが、よく分かります。
「百聞は一見に如かず」
やはり、現地調査をしないと状況はつかめませんね。
正面から見た状態です。
幸いなことに曲がってしまった部分に、
亀裂や穴などの損傷はないようです。
以上のような状態ですが、まだ塗装で十分間に合います。
あと3年から5年後だと、塗装では改修ができない可能性があります。
塗装で改修できない場合には、
カバー工法で今の屋根の上に新しい屋根を造ることになりますが、
そうすると塗装工事よりも工事代はかなり高くなります。
今回もそのことをお伝えし、ご提案をさせていただきました。
工場や倉庫など、面積が広くなるほど改修費用もかかりますが、
手遅れにならないうちに、早目のメンテナンスをオススメいたします。
お見積もりは無料ですので、ミヤケンまでお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします。
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