スレート屋根のお見積りに現場調査が必要な理由について
2019.06.27 その他
この記事を書いた人
営業部 原田
営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。
「現場調査をしないとわかりません」と言われることの多い、塗装のお見積り。
なぜ実際にお伺いしないと分からないのか、
またどのようなところをみてスレート屋根の塗装見積りをしているのか、
そして火災保険が使えるのか判断しているのか、実際の現場調査の写真と一緒にご紹介します!
塗装の場合は面積だけはお見積りができません。
なぜかというと屋根の現状をみないと適正な工事のご案内ができないからなのです。
実際に前橋市で現場調査に伺ったお家の屋根の表面の状態です。
▼南面
▼北面
▼下屋根
方角が違うだけで屋根の表面の状態が全然違います。
これだけ同じ屋根でも自然環境にちがいがあるということなのです。
さらにもっと詳しく見ていくと屋根材の破損も確認できました。
こちらは欠けた屋根材の下の屋根材の様子からだいぶ前に破損したことが考えられます。
一方コチラは最近、欠けてしまったようです。
欠けた部分の跡がくっきり残っています。
このような状態も屋根の点検をしなければ確認をすることが出来ません。
そして一番屋根の点検で重要なのが大風や台風の被害を受けていないか確認することです。
まずは屋根の棟板金を確認します。
こちらの写真で、板金が浮いてしまっているのがわかりますか?
もっとズームで見てみると・・
釘が抜けて板金がめくれ上がり下地が見えてしまっています。
この状態は経年劣化で起こるものではありません。
風が板金を巻き上げてしまったのです。
もしかすると屋根の欠けも強風の時になにかが飛んできてぶつかり破損してしまったのかもしれません。
このような自然災害による屋根の修繕工事の場合には火災保険の申請ができます。
表面の色あせなどの経年劣化による修繕は認められませんので注意が必要です。
また今回このような火災保険の申請ができるかどうかも
実際に屋根の確認を行わなければ、そして専門スタッフでなければ気づかずにそのまま塗装をしていたかもしれません。
保険の申請ができる屋根の被害はどのお家もあるとは限りません。
20年近く経っていても被害を受けないお家もあるのです。
だからこそ、お見積りの際には実際のお家の状態を見て
適切な判断を行い、お家の状況に合わせたお見積りの作成が絶対に必要です!
屋根のお見積りに現場調査が必要なことがどれだけ大切か
知っていただけたら嬉しいです!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
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