モニエル瓦の塗装で抑えるべきポイントをご紹介します
2019.06.02 その他
この記事を書いた人
営業部 澤井
営業部/2014年入社/高崎市出身 お客様にミヤケンでやってよかったと思えるよう、屋根の上も細かく確認しお家が長持ちする最適なプランをご提案しています。ペットはウーパールーパーの「はせがわさん」と「まつざきさん」。
こんにちは。
今回は屋根の塗装について現在着工中の物件の写真を使用して
ご紹介いたします。
今回のお家は屋根がセメントタイプの瓦になっていました。
この瓦は年数が経つとともに、劣化し色褪せが確認できるようになります。
劣化の影響で表面の塗膜が劣化し撥水性が低下してきていました。
その証拠として全体的に苔の発生が確認できました。
屋根の調査時はとても危険でした。
こちらが実際の屋根の写真です。
全体的に黒っぽくなっていることがわかりますでしょうか?
この黒くなっているところが苔です。
また、屋根の色の赤ではなく白っぽくなっている場所もあります。
これはこの屋根の素地が露出している状態になるため劣化のサインです。
この状態では雨漏りの可能性があるためしっかりとメンテナンスを行うことが重要です。
では実際に施工を行なっていきます。
まず重要なのは高圧洗浄です。
この高圧洗浄を行う理由としては、まずは既存のコケや砂埃などの汚れを落としてあげるということがあります。
そのほかにはこの屋根材の着色の方法が特殊なためその着色の層を取るということが重要なのです。
それにより剥離などの施工不良を防ぐことができます。
高圧洗浄は非常に重要な工程のため必ず行なってください。
高圧洗浄が終わったら次は下塗り材の塗布です。
下塗り材の役割は屋根材と上塗材の密着を高めることです。
これも非常に重要な工程になるため注意が必要になります。
こちらの写真は下塗り塗布1回目の写真です。
メーカー推奨は下塗り1回で大丈夫と記載されていることは多くありますが、
よく写真をご覧になっていただくと異変に気付きませんか?
上から塗ってきているはずにもかかわらずローラーの上の部分の屋根材の色は何もしていないかのようになっています。
実はこれ、高圧洗浄で塗膜やら汚れやらを綺麗にしたため、屋根材が水分を含みやすい状態となっているのです。
つまりは下塗り材を吸い込んでしまっているような状態になっています。
この状態では密着効果のある膜が表面に形成できていませんので、剥離などの施工不良につながります。
ではどのように施工するかというと・・・
もう1度下塗り材を塗布していきます。
実際に先ほどの写真と比べると全く違うことがよくわかると思います。
下塗りは1回だけですと屋根材が吸い込んでしまい意味がなくなってしまいます。
そのため、しっかりと接着効果の膜を形成するためには最低2回下塗りの塗布を行うことをお勧めします。
下塗り塗布後に上塗りも2回塗って完成になります。
塗装は下地処理がとても重要になってくるためどんな流れで施工していくのかを確認することが大切です。
今回は屋根の塗装のご紹介でした。
もしも屋根の塗装をご検討されている方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。
お待ちしております。
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