太田市瓦屋根・ALC外壁のお家の現場調査に行ってきました
2019.02.08 その他
この記事を書いた人
営業部 澤井
営業部/2014年入社/高崎市出身 お客様にミヤケンでやってよかったと思えるよう、屋根の上も細かく確認しお家が長持ちする最適なプランをご提案しています。ペットはウーパールーパーの「はせがわさん」と「まつざきさん」。
今回は先日建物診断を行いましたおうちの調査に行ってきました。
それでは早速外壁から調査をして行きましょう。
今回のお家の外壁はALCボードが使用されておりました。
ALCは非常に厚みがあり断熱や防音などの効果もある非常に高性能な外壁材です。
この外壁は新築時に現場で塗装をして仕上げるものです。
そのため紫外線や雨水の影響で劣化していくことがよく見られる外壁材です。
外壁表面の色褪せが起こることで水の影響を受けやすい状態になるため注意が必要になります。
上の写真を見ると、色褪せの影響により外壁に汚れの付着が起こりやすくなったり、
外壁自体にひび割れが起こりやすくなったりと表面の色褪せからさらに劣化が進行していきます。
特に外壁内部は軽石のような材質になっているため
雨水の影響を受けると内部から破損してしまう「爆裂現象」や「凍害」と呼ばれる現象が起こります。
外壁は部分的に交換ができないために、劣化が進行すると大きくコストがかかります。
そのためしっかりとメンテナンスを行うことが重要になります。
続いては屋根を調査していきましょう。
瓦自体は耐久性が高くほとんど劣化することはありませんので、
割れなどがない限りはメンテナンスの必要はありません。
瓦は地震や大雪などの影響で割れなどを起こすことがありますが、
今回のお家に関しては問題ありませんでした。
また、瓦以外に注意してほしい場所は漆喰と呼ばれる部分です。
この部分がポロポロと剥がれ出すと劣化している証拠です。
その部分から雨水が侵入し雨漏りが発生しやすくなりますので、
瓦は特に見えにくい部分のため気にかけておくことが必要です。
続いては、中々したから見ても状態が分からない、テラスの波板の確認もさせていただきました。
テラスは紫外線の影響を直に受ける部分のため、気付かぬうちに大きく劣化していきます。
近年はポリカーボネートを使用した波板が主流になっていますので強度が増していることもあり、
足場を作り高所作業を行う際に一緒に交換してあげることをオススメしています。
なかなか気付かないことも多いと思いますので、
今のお家に何か問題はないか気になられる方はお気軽にご連絡ください。