前橋市にてスレート屋根の現場調査に行ってきました。
2019.02.09 その他
この記事を書いた人
営業部 原田
営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。
前橋市にて屋根の現場調査に伺いました。
屋根材はスレート瓦が施工されております。
スレート瓦は、セメントが主成分となる薄型の瓦となります。
施工性が良く、軽量な為近年の住宅では多く使われております。
昔は屋根材の強度を高めるために、アスベストが使用されておりましたが、
現在はノンアスベストで製造されております。
スレート瓦は、工場で形成・塗装がされております。
この塗装が経年劣化を起こし雨水を吸収するようになりますと、
塗り替えのご検討時期となります。塗膜というのは紫外線で劣化していきますので、
南面を中心に、東西面、北面という順番で日当たりが良い面が劣化が大きくなります。
始めに南面を見ていきましょう。
まばらに白っぽくなっております。
こちらは、屋根材のセメントが剥き出しになっている状態ということです。
こうなりますと、雨水を吸収してしまいます。
雨水を吸収してしまいますと、屋根材のひび割れや反りに繋がりますので、防水性を高める必要があります。
続いて北面を見ていきましょう。
北面は、塗膜の劣化が南面に比べると小さいです。
ただ、雨水を吸収した際には日当たりが悪い為、
湿気がこもった状態が続いてしまいます。
その為、写真のようにコケやカビが生えてしまいます。
これが塗装をする目安の症状です。
いくつか劣化症状をご紹介させていただきましたが、
屋根材は普段なかなか目の届かない部分になりますので、
皆さんで判断するのは、非常に難しいと思います。
その為、専門家による建物診断により、判断する必要があります。
おうちの健康診断だと思い、お気軽にお問い合わせください。