玉村町にサイディング・モルタルの建物調査に伺いました
2018.09.30 その他
この記事を書いた人
営業部 原田
営業部課長/2014年入社/玉村町出身 息子のように想っていただけるよう見積りから工事お引き渡しまで丁寧に対応します。自他ともに認めるほんわかした性格。サッカー好き。
佐波郡玉村町にてお家の現場調査の依頼を頂きましたので、
お伺いさせていただきました。お家は20年程経過しており、
お客様もそろそろ塗装の工事をしなければならないかなあと
考えられてとのことでした。
インターネッとやチラシで塗装についての
情報をお調べしている方も多くいらっしゃると思います。
そんな時によく目に飛び込んでくるのは、
10年に一回塗装するべきなどといった施工時期の
目安がよく書いてあると思います。
ただ、実際の施工時期としては、15年~20年で
塗装の工事を行う方がほとんどです。
もちろん、10年に1度塗装出来たのであれば
それに越したことはないでしょう。
ただ、多くの皆様は費用の問題で、塗装の工事は
後回しにしていく方がほとんどです。
なので、皆様も遅くても20年くらいでは
塗装の工事をしようかなとご検討いただいたほうが良いかと思われます。
さて今回のお家の建物調査ですが、
今回は、外壁が少し違った造りとなっておりましたので、
ご紹介させていただきます。
1階がサイディング、2階はモルタルとなっております。
1階と2階の間に幕板が入っており、
上下で色を変えている家や、デザインを変えているお家は多くありますが、
サイディング、モルタルのように別の素材の材料を使っているお家は
あまり多くないかもしれません。
もちろん素材が異なっておれば、劣化症状や注意点が
異なってきます。
サイディングに於いては、コーキング材がとても大きな役割を果たしております。
それゆえに、コーキング材の劣化状況がどのような状態かはしっかりと
チェックしていく必要があります。
コーキング材が劣化してしまっておりますと、
まず、雨水の侵入が考えられます。そして、
雨漏りやサイディング版の反りなどに繋がっていきます。
また、コーキングは建物が揺れた際に緩衝材の役割を果たしておりますが、
硬化してしまうと、その役割が果たせなくなってしまします。
モルタルに於いては、サイディングのような目地が無いため、交換などの必要がありません。
ですが、目地が無い=力を逃がす場所がないため、外壁材がひび割れしやすくなってしまいます。
その為、モルタルに於きましては、大きなひび割れが発生していないか。
地面に平行な向きのひび割れが起きていないかなどの確認が必要です。
ですが、目地が無い=力を逃がす場所がないため、外壁材がひび割れしやすくなってしまいます。
その為、モルタルに於きましては、大きなひび割れが発生していないか。
地面に平行な向きのひび割れが起きていないかなどの確認が必要です。
そしてどちらの壁材でもチェックする必要があるのが、
塗膜のチェックです。塗膜が劣化し色が褪せてくることを
チョーキング現象などと呼ばれております。
紫外線により塗膜が薄くなり、
だんだん塗膜内の色粉成分が表面に浮き出てしまっているのが
チョーキング現象です。
このような状態になっていると、塗装の時期のサインともいわれています。
また、もうひとつ覚えていただきたいのが、
下塗り材の違いです。
これを塗り間違えてしまいますと、後々の塗膜の不良に
繋がる可能性があります。
まずサイディングですが、シーラーと呼ばれる
浸透性プライマーを使用しています。
これは浸透性の為、逆に造膜タイプの下塗り材を塗ってしまいますと
膨れが起きたりします。
モルタルのお家はフィラーやサーフと呼ばれる
造膜タイプのものを使用してください。
そうでないと、いつまでも塗料が吸い込まれてしまい、
塗膜の剥がれなどに繋がりやすくなってしまいます。
このように上塗り塗料だけではなく、
下塗り剤もしっかりとどよような塗料が使われているか
適性か判断する必要があります。
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