前橋市総社町に現場調査いました。



今回のお問い合わせ内容は、コーキングの打ち替え工事です。



写真で見ていただいてわかる通りコーキングの表面がひび割れています。



このような症状がお家全面に出ていました。



今回現場調査したお家の外壁材はサイディングボードでしたので、このコーキングが、とても、重要になります。



コーキングの役割としてサイディングボードとサイディングボードの隙間を埋めています。



サイディングボードは、1枚の壁ではなく、複数のサイディングボードを張り合わせてできている外壁材で、しっかりくっつけたとしても、ボードとボードの間に隙間ができてしまいます。



その為、あえて少し広めに隙間を作り、そこにコーキン材を詰め隙間を塞ぐことで隙間からの水の侵入を防ぐことができます。

しかし、水の侵入を防いでくれていた、コーキングが劣化を始めると、収縮し痩せてきてしまいます。



コーキングが痩せてくるとサイディングボードとコーキングの間に隙間ができます。



サイディングボードはセメントとパルプを圧縮して作られている為とても水を吸収しやすいので、塗装がされていない面に水が当たるとボードが水を吸収します。



ボードが水を吸った状態で日中日差しが当たり急激に蒸発をする、



これを繰り返すことによってボードの変形、表面の塗装の剥離につながります。

サイディングボードの変形が進むと、塗装ができたくなります。



その際にはボードの張り合え工事が追加費用としてかかります。



変形したボードが廃盤になっている場合もありますので、変形する前のメンテナンスが必要です。



ボードが廃盤になっていた場合、違う柄のボードを貼ることになるので、塗装を行なったとしも、とても、目立ちます。



現在の新築住宅の７０%以上がサイディングボードです。



豊富なバリエーションがあり、高級感のある外観を低いコストで実現できるというメリットがあります。



しかし、先ほど書かせていただいた、変形、剥離等が起こるデメリットも、あります。



このデメリット、コーキングの交換工事、塗装工事を行えば防げるものです。



お家を長くきれいに保つためにも、もし、サイディングボードを、使われているお家であれば、コーキングを確認して見てください。



そして、コーキングが痩せてきている場合は、早めのメンテナンスをお勧めします。

もし、塗装工事を行う際はコーキングまでにも色々なグレードがあるので、ご紹介させていただきます。



まず、外壁に使えないコーキングがあります。



それはシリコンコーキングです。



シリコンコーキングは水回り専用のコーキングの為、とても油分が多く、塗装を弾いてしまいます。



次に



変成シリコンというコーキングです。



このコーキングは外壁に使うことができます。

新築時はこの変成シリコンが使われていることが多いです。



次に、



ネオウレタンというコーキングです。



このコーキングは耐久年数が高い為サイディングボードのメンテナンス時には、このコーキング材がオススメてす。



コーキングだけでも、沢山の種類がありますので、お見積もりを取る際は、業者さんに確認を取ってください。







営業部 滝川寛太