外壁仕上げ材「サイディング」の塗装メンテナンスの基礎知識をご紹介します
2018.06.23 基礎知識
この記事を書いた人
営業部アフター課 木暮
営業部法人課/2011年入社/前橋市出身 48歳でミヤケンに入社。前職の経験と二級建築士の資格を生かし、建物を細かく確認します。ミヤケンの宴会部長。
今回は、外壁の材料として使用される「サイディング」
についてお伝えさせていただきます。
1.「サイディング」とは何か?
サイディングとは外壁素材のひとつで、
セメント質と繊維質を主な原料とした外装材で、
壁の仕上げ材として、壁に貼って使用するものです。
このサイディングは、板状になっています。
建物に貼り付けたサイディングは、
「シーリング材(コーキング)」でつなぎます。
※シーリング材・・・建物の防水性や気密性を保つために
継ぎ目や隙間に使用する材料。
サイディングの外壁です。
写真の真ん中に縦に1本真っ直ぐ通っているのが、
シーリングの部分です。
2.サイディングの特徴
外壁の素材にはいくつか種類がありますが、
ここでは、サイディングとモルタルを比較して、
それぞれのメリット・デメリットを簡単にご紹介します。
◆サイディング壁
メリット
・板状の材料を貼っていく作業
なので、施工時間が短い。
・工費が安価である。
・耐久性が良い
デメリット
・シーリングが劣化する。
・環境によっては、
素材の割れや反りが発生する。
◆モルタル壁
メリット
・継ぎ目がないので、
一体感がある。
・吹き付けや手塗りで、
いろいろな模様を演出できる。
デメリット
・モルタル(セメント)を全体に
施工した後に塗装をするので、
施工時間が長い。
・ひび割れしやすい
3.サイディングの耐久年数は?
約8年~10年です。
サイディングの基材は、セメント質と繊維質ですので、吸水性があります。
表面の塗膜が劣化すると、雨などの影響で素材自体が傷んでしまいます。
そのため、10年を目安に塗装などの修繕が必要となります。
サイディングの修繕が必要な症状としては、
以下の通りです。
●シーリングの劣化
経年劣化で、
シーリングの弾力性がなくなって、
固くなったり、切れてしまいます。
●ひび割れ
小さなひび割れでも、
確実に雨水が侵入して、
素材を傷めてしまいます。
●チョーキング
サイディングに限ったことでは
ありませんが、
これは防水効果が切れたサインです。
●反り
素材自体が反ってしまうと、
段差ができてしまいますので、
外観の統一感が損なわれてしまいます。
いかがでしょうか?
「サイディング」はその施工性、価格などから、
建物の外壁材として広く使用されています。
もし、上の写真でご紹介したような劣化がございましたら、
ぜひ、ミヤケンにお問い合わせください。
すぐに「建物診断」に伺い、
お客様に最適なプランをご提案させていただきます。
「建物診断」は無料ですので、ご安心ください。
よろしくお願いします。
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