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桐生市に鉄板屋根の雨漏り診断・建物調査に行ってきました。

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営業部星野
営業部 星野

営業部/2005年入社/前橋市出身 塗装職人から優しい人柄を生かす営業部へ。細かな部分の劣化も見逃しません。特技は雨漏りを直すこと。無類の甘党。

本日は、桐生市の物件の雨漏り調査と建物診断に行ってきました。
9月に入り、台風の季節になりました。
雨漏りのお問い合わせも多くなりますので今回は雨漏りの診断・建物調査についてお伝えします。
 
外回りから目視で確認できない屋根の部分は屋根の上に上がり目視での確認する必要があります。
建物の高さが住宅と比べ高いので2階の共用廊下から梯子をかけて上に上がりました。
梯子は下で1人押さえてもらい、上にあがったらずれないようにしっかりとバンドで固定しました。
IMG_1488
2階建てなのですが、南のベランダ側のお部屋に雨漏りがあり
下から見ると軒裏天井のボードが剥がれ下地の木材が見えてしまっています。
 
木材にも雨水のシミ跡がついているので上からのお水による影響と思われます。
すぐ近くに排水の縦樋(たてどい)があり、雨水が集まるような勾配もついています。
 
では屋根の状況はどうでしょうか。
IMG_1452
上にあがるとこんな感じです。
瓦棒の形状の金属屋根です。
表面の茶色の色は元々の焼き付けの塗装が経年劣化から表面にサビが発生し屋根全体に広がってしまった状態です。
写真左側が北面で右側が南面になります。右側の南面の側面の板金のほうが錆の発生が多いようです。
IMG_14641
西側に進むと8mほど新しい板金が取り付けてありました。
現状の物より大きいので両脇に抜き板を固定しておおうような形で取りつけたようです。
群馬が風が他県と比べ多く、強風ですので以前に強風の被害を受けて雨漏りが発生したようです。
緩みもなくしっかり取りつけてありました。
IMG_1460
一部板金が無くなってしまったままの箇所もありました。
この棟板金の位置が屋根の勾配で一番高い位置になります。
棟板金の下には貫板(ぬきいた)という木材が固定されています。
この木材も経年劣化や雨の吹込みで反りが発生したり強度が低下したりします。
 
棟板金は抜き板の側面に釘、またはビスで固定されています。
IMG_14611
ここまで傷んでしまうと釘やビスは固定することができません。
今は木材より耐久性に優れた貫板もあります。
 
屋根の構造上、屋根材の下には防水のシートがありますが、
これも年数で劣化が進みますので板金が無い今の状態だと雨が侵入する可能性が高くなります。
IMG_14661
こちらは雨樋の内部の写真です。
外周部分の笠木の板金も外れており雨水が入ってしまう状況です。
IMG_1467
こちらは最初の写真の雨樋の上部です。
樋の板金のサビが排水の穴に詰まってしまい、
樋の役目を果たせなくなっていました。
IMG_1468
こちらは雨樋の内部の状況です。
板金の錆が進行して板金が薄くなり、折り曲げ部に亀裂
が生じています。
この下は鉄骨の骨組みと軒裏天井の下地の木があります。
屋根上に降った雨は雨樋に集まり下に縦樋の落とし口
がら下に排水されます。
この状況では建物内部に雨水が入ってしまいます。
IMG_14781
こちらもサビの影響で小さい穴が無数にあいています。
状況的に雨漏りを止める処置としては、雨樋の役目をして
いる板金部分は板金の劣化により塗装では改善することが
できませんので新しい板金を重ねるカバー工法が最も適切
な処置になります。
建物の構造・状況によりお手入れの方法は変わってきます。
より長持ちさせるためにも現場の調査をしっかりと行います。
 
一般の住宅はもちろん、社屋や工場の雨漏りなどの
お困りごと・ご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
 
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