太田市にて雨漏り発生によるの軒裏天井の現場調査に行ってきました。

先日、弊社チラシをご覧になったお客様から「外壁のひび割れと、ベランダのシートがズレて雨漏りが発生している」とのお問い合わせがあり、現場調査にお伺いしました。
この記事ではお家の劣化症状から、それぞれに対する適切なメンテナンス方法についてご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください！

■雨漏り調査

早速雨漏りが発生している軒裏天井を調査していくと、軒裏天井がはがれていることが確認できました。

前述でふれたようにこれは、雨漏りによって軒裏天井全体が湿ってしまい、今にもはがれ落ちそうになっていました。
この状態を放置すると、強風にあおられた板がはずれ、お写真下部にある窓ガラスに衝突し、割れてしまう危険があります。
また、板がはがれた部分から鳥や虫などが侵入し、巣を作ってしまう可能性もあります。
鳥などが住み着くと、悪臭や騒音だけでなくダニや寄生虫などが発生し、健康にまで被害が及ぶ恐れもあります。
そのため、軒裏天井のはがれを発見したら早急に補修を行う必要があります。
まずは、雨漏りの原因を突き止めてから、既存の板を取り外し、新しい板を取り付ける張り替え補修をご提案しました。

ではこの雨漏りの原因を調査するために、軒裏天井の真上にあるベランダを調査していくと、防水シートのズレが確認できました。

防水シートは塩化ビニールという素材が使用されており、長期間紫外線にさらされると、硬化と収縮を繰り返してだんだんとズレが発生してしまいます。
防水シートがズレた部分から、シートの下に雨水が浸入し、ベランダ下地の木材にしみ込んまったことが雨漏りの原因と考えられます。
この状態で放置すると、お水を吸収した下地が腐食し、シートを貼りかえるだけでなく、下地から取り換える必要が出てきます。
そうすると、莫大な費用がかかってしまい、ベランダを直すだけでも100万円以上してしまうことも…。
幸い今回のお家は下地の腐食にまで進行しておりませんでしたので、既存のシートを撤去して、新しいシートを敷き詰める補修をご提案しました。

■外壁の調査

続いて外壁を調査していくと、コケとカビの付着が確認できました。

コケやカビは、紫外線や雨風によって塗膜が劣化し、防水性が低下することによって発生します。
ALC外壁は水を吸収しやすい性質があり、コケなどが付着していると水はけが悪くなり、外壁にも浸透して脆（もろ）くなってしまいます。
また、長期間放置してしまうとＡＬＣを補強するために使用されている、外壁内部の鉄骨部分にまでお水が浸透してさびが発生する恐れもあります。
ALC外壁にコケやカビが発生していたら決して放置せずに、高圧洗浄で外壁をきれいにしてから、塗装を施すことで元の防水性を取り戻してあげることが必要です。

さらに他の外壁面を調査していくと、ひび割れが確認できました。

ひび割れは地震の揺れによるゆがみが原因で発生します。
こちらを放置すると、ひび割れた部分から雨水が浸入してしまい外壁材も腐食されてしまいます。
特にALC外壁は前述の通りお水に弱いので、発見した場合は早急に補修する必要があります。
まず、隙間をコーキング剤で埋めてから塗装を施す補修をオススメしました。

この他にもお家の付帯部を調査して、今回の現場調査は終了しました。
後日、外壁塗装と付帯部塗装、ベランダ防水工事の4プランご案内し、工事をお任せいただくことになりました。
数多くある会社の中からミヤケンを選んでいただき誠にありがとうございます。

雨漏りはお家にとって最も危険な劣化症状といっても過言ではありません！
気が付かないようなほんの小さな劣化から、雨漏りに繋がる恐れもあります。
とはいえ、普段の生活の中でじっくりとお家の状態を確認することは多くないでしょう。
そんな時はぜひミヤケンにご相談ください！
専門家の目から皆様のお家にぴったりなプランをご案内させていただきます！
最短即日でのお家の調査も可能です！建物調査からお見積もり作成まで完全無料ですのでご安心くださいませ。

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