前橋市にて築32年！2回目の外壁塗装を検討中のお家へ建物調査に伺いました。

先日、弊社のチラシをご覧になったお客様から「外壁のひび割れが気になるので一度調査してもらいたい」とのお問い合わせをいただき、現場調査にお伺いしました。
お施主様の話を聞いたところ、「築10年時に塗装をしているがそれから年数も経って再び劣化が目立ち始めた」とのことでした。
ですので、メンテナンスすべき箇所を見逃さないように念入りに調査を進めていきました。
この記事では、それぞれの原因や適切なメンテナンス方法についてご紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。

■外壁の調査

・チョーキング現象
外壁の調査の際は、一番初めにチョーキング現象がないかを確認します。
調査方法はとても簡単で、外壁に指先をこすりつけ、指先が白くなるかならないかだけで簡単に確認することができます。
早速こすってみると、チョーキング現象が確認できました。

これは、紫外線によって塗膜が劣化したことで、塗料に含まれる顔料が表面に現れたことによって発生します。
チョーキング現象は初期の劣化症状なので、今すぐに塗装をしなければならないというわけではありません。
しかし、防水性が低下してきている証拠なので、このまま放置するとコケが発生したり、汚れが付着しやすくなってしまいます。
コケなどはお家の躯体にダメージを与える危険な劣化症状となるので、劣化が進行する前に塗装メンテナンスを行うことが大切です。

・外壁のひび割れ
また、別の外壁面を調査していくと、ひび割れが確認できました。

外壁のひび割れは、地震などの揺れの衝撃を吸収することができないと発生します。
この外壁はサイディングボードという素材で作られており、パネル同士の目地のコーキングが衝撃を防いでくれますが、コーキングが経年で劣化して硬化したり欠損したりすると、ひび割れが発生してしまいます。
このまま放置すると、ひび割れた部分から雨水が入り込み雨漏りが発生してお家の躯体自体を傷めてしまう恐れがあります。
被害が拡大する前にコーキングで隙間を埋めた後、上から塗装を施すことで元の防水性を取り戻すことができます。

・塗膜のはがれ
さらに見ていくと、塗膜のはがれが確認できました。

塗膜のはがれは、紫外線や雨風にさらされたことによる経年劣化で発生します。
例えると、住まいを保護している鎧がはがれてしまっている状態です。
保護しているものがなくなれば、コケの付着など外壁の劣化を促進する恐れがありますので、決して放置せず既存の塗膜を除去し、表面を整えた後に塗装することが大切です。

■破風板の調査

この他に、お家の付帯部である破風板を調査していくと、コケの発生が確認できました。

コケは紫外線や雨風によって塗膜が劣化して、防水性が低下したことによって発生します。
これはお家の美観を損ねるだけでなく、破風板内部にまで根を張り、木を腐食してしまう恐れがあります。
腐食が進むと、破風板が落下したり、雨漏りするリスクもあるのでコケや塗膜のはがれなどの劣化が確認でできた時点で塗装を施してあげることが大切です。

以上で、今回の調査が終了しました。
後日お客様のご希望に合わせて、外壁塗装・付帯部塗装工事の4プランをご提案し、遮熱シリコン塗料を使用した工事をミヤケンにお任せいただくことになりました。
お客様の大切なお家を守るお手伝いをさせていただきまして、誠にありがとうございます。
今回の工事で使用する遮熱シリコン塗料について詳しくご紹介している動画もありますので、ぜひご覧ください！
【シリコン塗料にもグレードがある⁈】

外壁塗装はお家の見目をよくするだけでなく、お家を良い状態で長い間住み続けるためにも必要なことです。
この記事でも紹介したチョーキング現象やコケなどは、初期の劣化症状ですが放置すると塗装工事だけでなすまなくなってしまいます。
「これって今すぐメンテナンスが必要？」「塗装工事をする必要があるかわからない」という方はぜひ一度ミヤケンにお問い合わせください！
プロの目で皆様のお家の調査をさせていただいて、お客様にとって最適メンテナンスプランをご提案させていただきます。
建物調査からお見積もり作成完全無料でご案内しておりますので、ご安心ください。

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